ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は、全国的にはマイナーな食べ物であるビーフカツにはどのような種類があるのかをお話し致します。私が独断と偏見でカテゴライズしたもので、公的な機関がオーソライズしたものではないことを最初にお断りしておきます。
ビーフカツは、調理方法により2つに大別されます。これは、私個人の分類ではなく一般的に言われていることです。
一つは、『ディープフライ』。天麩羅やフライと同様に大きな鍋に入った大量の油で揚げる方法です。
今一つは、『シュニッツェル』。フライパンで熱した油もしくはバターで炒め焼きする方法です。
さらに食べ方により『神戸スタイル』、『東京スタイル』、『牛かつスタイル』の3つのスタイルに、肉の厚みにより『ブロックタイプ』と『薄切りタイプ』の2つのタイプに分類されます。ここからは、私の独断と偏見によるものです。
『神戸スタイル』は、デミグラスソースで頂くもの。
『東京スタイル』は、ウスターシャーソース、とんかつソース、トマトソースなどで頂くもの。
『牛かつスタイル』は、厚切りの赤身肉をわさび醤油で頂くもの。現状ではディープフライのみでシュニッツェルはありません。
『ブロックタイプ』は、厚切りのヒレ肉やサーロインを使用し、レアもしくはミディアムレアの揚げるのが主流です。
『薄切りタイプ』は、薄切りのロースなどを使用し、ミディアムに揚げるのが主流です。極まれに薄切りの肉をミルフィーユ状にして揚げてあるものもありますが、私はこれを『薄切りタイプ』に分類しています。
言葉で説明をしてもお分かりずらいと思いますので、画像でご覧頂きましょう。
1.ディープフライ
(1)神戸スタイル
①ブロックタイプ
洋食の朝日(兵庫県神戸市中央区)
グリル一平新開地本店(兵庫県神戸市兵庫区)
グリル末松(兵庫県神戸市中央区)
②薄切りタイプ
洋食のくんた(兵庫県神戸市)
スターシップ(兵庫県神戸市中央区)
グリルミヤコ(兵庫県神戸市中央区)
(2)東京スタイル
①ブロックタイプ
とんまつ(東京都江戸川区南小岩)
来福亭(東京都中央区日本橋人形町)
旬香亭(東京都豊島区目白)
②薄切りタイプ
佐藤(東京都台東区西浅草)
京橋モルチェ(東京都中央区京橋)
そよいち(東京都中央区)
(3)牛かつスタイル
厚切りの赤身肉をほぼレアに揚げたもので、薄切りのものは存在しません。
牛かつ壱弐参(東京都千代田区外神田)
ガーディアン(東京都港区芝)
いざわ(韓国光州市)
2.シュニッツェル
(1)神戸スタイル
※『神戸スタイル』と分類していますが神戸でシュニッツェルを見たことはありません。
①ブロックタイプ
松永牧場銀座本店(東京都中央区銀座)
キッチンふるはし(東京都渋谷区広尾)
ボンファム(群馬県前橋市元総社町)
②薄切りタイプ
ランチョン(東京都千代田区神田神保町)
シエン(東京都品川区大井)
上野精養軒3153店(東京都台東区上野公園)
(2)東京スタイル
①ブロックタイプ
洋食屋銀座グリルカーディナル(東京都墨田区押上)
ミナミ(東京都板橋区南町)
キッチンスギモト(愛知県名古屋市中区)
②薄切りタイプ
さふらん(東京都墨田区墨田)
レバンテ(東京都千代田区丸の内)
ザ・ハンバーグ(東京都新宿区高田馬場)
ここからはビーフカツを使った料理をご紹介します。
ビーフカツサンド
新世界グリル梵銀座店(東京都中央区銀座)
カフェ木村家(東京都中央区銀座)
洋食・ワイン フリッツ(東京都文京区小石川)
ビーフカツ・カレー
上等カレー水道橋店(東京都千代田区三崎町)
カレーは飲み物。御徒町店(東京都台東区上野)
ビーフカツ・ハヤシ
大悟(大阪府大阪市中央区)
長々とお付き合い頂き有難うございました。ビーフカツの奥深さをお知り頂けたら幸いです。
次回は、明日10月1日(月)にスピンオフ編。ビーフカツからもその他の食べ物からも離れ東京都台東区の『佐竹商店街』をテーマにします。