告白編~猛省しています『中国でオーバーステイ』 | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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全国各地のビーフカツを紹介している超変人の超マニアックなブログです。最近は国内、韓国、中国などのB級グルメについても書いています。

ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。今回は告白編。非常にお粗末でお恥ずかしい話を一席。

 

7月~8月に中国東北地方を3週間旅しました。最終日の8月15日朝、搭乗手続きのため大連周水子国際空港のJALカウンターへ。パスポート、e-ticketを提出したところ、『お客様はオーバーステイをしていらっしゃいますのでチェックインできません』とのこと。

 

『オーバーステイ?私は、たった3週間旅しただけだけれど』との私の言葉に対し、JALのグラウンドホステスより『15日までの滞在にはビザ不要ですが、それ以上はビザが必要になります。お客様はビザをお持ちでないのでオーバーステイになります』との返答。

 

これまで40回以上中国に行っていますが、いずれも2週間以内の滞在。共産圏での長期滞在にビザが必要であることは、考えれば当然のことなのですが、うっかりしていました。

 

空港のイミグレーションに相談しましたところ、簡易裁判を行うとのこと。JALの中国人スタッフの通訳の下に1時間以上に渡りオーバーステイの理由などを訊問され、10数枚の書面に署名。次のような判決の書面が渡されました。

 

 

自分で犯しておいて言うのもなんですが、『オーバーステイ』というと軽く聞こえますが、漢字にすれば『不法滞在』。どこの国でも重罪なのです。判決は有罪。3500元(約6万円)の罰金。不服があれば申し立てるようにとのことでしたが、もちろんそんな立場にはありません。素直に3500元を納めました。こちらが罰金の収納証明証です。

 

その後、無事チェックインしフライトには何とか間に合いました。今回、自分のケアレスミスでこのようなことになってしまいましたが、ポジティブに考えると幸いだったことが二つあります。

 

一つは、前日に大連市内の銀行のATMで秋の広州~上海への旅に備え4000元を引き出していたため、罰金を払うことができたこと。これが無くて支払いができなければ収監されていたと思います。

 

今一つは、空港に早目に到着したこと。通常は、出発時間の1時間ほど前にチェックインする感覚で空港に行くのですが、当日は今にも雨が降りそうな空模様だったので、最終の街歩きを断念し、3時間前に空港に到着していました。いつも通りに行っていた場合には、出発時間に間に合わず帰国できなかったところです。

 

取り敢えず何とか帰国できたものの、心配の種は10月~11月に予定している広州~深圳~厦門~福州~上海への3週間の旅。ビザが必要となるのは今回の件で学びましたが、果たして中国政府が前科者にビザを発給してくれるかどうか。

 

帰国後すぐに、必要書類を整え、今回の件も包み隠さず報告し申請したところ、発給されました。寛容な中国政府に感謝!謝謝!

 

今回の顛末については、旅慣れているとの自惚れと慢心が引き起こしたものと猛省しています。まだまた旅を続けますが、初心に返ります。

 

次回は、明日9月7日(金)に番外編。今夏の中国への旅で訪れた長春市の『春誼賓館・尚伯味百姓餐庁』をテーマにします。