ビーフカツ~総集編Ⅰ | Love Beef Cutlet? Eternal Traveler~生涯旅人

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全国各地のビーフカツを紹介している超変人の超マニアックなブログです。最近は国内、韓国、中国などのB級グルメについても書いています。

ビーフカツを求め全国各地を彷徨う超変人の超マニアックなブログです。始めてから半年経過しました。今回は、今までの総集編として特にお薦めの店を何軒かご紹介します。お気に召した店がありましたら過去の記事をご笑覧ください。ご紹介する順序は、私がブログにアップした日付順で、お薦めの順ではありません・・・店のランク付けするのは好きでないので。

 

始める前にちょっとだけビーフカツの歴史に関するウンチクを。

 

ビーフカツは、明治初頭に西洋料理店で供された『コートレット(Cotelette) 』が起源とされています。コートレットは『コットレット』と表されることもあります。英語ではCutletとなり、『カツレツ』の語源です。牛肉または仔牛肉にパン粉の衣をつけフライパンで炒め焼きしたもので、ドイツやオーストリアの郷土料理であるシュニッツェル(Schnitzel ) に近いものでした。

 

ちなみにコートレットは、1872(明治5)年に仮名垣魯文(1829年~1894年)が著した『西洋料理通』に『ホールクコットレット』の名前で紹介されています。ホールクはporkを片仮名で表記したもので、コットレットと称しているものの、実態はシュニッツェルよりはポークソテーに近いものであったと推察されています。

 

1899(明治32)年に銀座の洋食店『煉瓦亭』が『ポークカツレツ』をメニュー化したことを契機に、豚肉食文化圏の関東ではカツレツの材料が牛肉から豚肉に移行し始めました。また、調理方法も炒め焼き(sauté) から天麩羅のように油で揚げる方法(deep fry ) に変化していきました。一方、牛肉食文化圏の関西では、調理方法は揚げる方法に移行したものの、牛肉のカツレツが引き続き主流の座を占め、現在に至っています。

 

それでは順を追ってご紹介します。(  )内はアップした日付です。敢えてコメントは付けません。

 

神戸市『洋食の朝日』(2016年7月4日)

 

東京都『かつれつ四谷たけだ』(2016年7月5日)

 

京都市『グリル葵』(2016年7月6日)

 

広島市『洋食香房ミクニ』(2016年7月8日)

 

神戸市『グリル一平』(2016年7月10日)

 

大阪市『新世界グリル梵』(2016年7月16日)

 

富山市『不二軒』(2016年7月19日)

 

神戸市『グリル末松』(2016年7月21日)

 

東京都『マルス』(2016年7月24日)

 

大阪市『Hibio』(2016年7月26日)

 

高崎市『香味亭』(2016年7月30日)

 

名古屋市『キッチンスギモト松坂屋名古屋本店北館店』(2016年8月7日)

 

尼崎市『グリルオリエント』(2016年8月11日)

 

東京都『味処イチムラ』(2016年8月21日)

 

函館市『レストランナナパパ』(2016年9月14日)

 

京都市『グリル生研会館』(2016年9月25日)

 

東京都『長寿庵KURETAKE』(2016年10月12日)

 

前橋市『ボンファム』(2016年10月30日)

 

金沢市『グリルオーツカ』(2016年11月30日)

 

東京都『レストランひらばやし』(2017年1月4日)

 

これからも全国各地のビーフカツを粛々とご紹介しますのでよろしくお願い致します。

 

次回は、1月29日(日)に新潟市の『とんかつ政ちゃん沼垂本店』をご紹介します。