発達の遅れを義両親に伝えたのは、2歳の誕生日頃。まだ正式な診断はついていない時でした。



はっきりしてから急に診断名を言うよりも、まずはワンクッション置いた方がいいと思いました。 


一歳半健診に引っかかり、療育センターを受診している事を伝えました。


主人から電話をしてもらい、途中で私が代わり、詳細な経緯を話しました。



電話をかけるとき、緊張でずきずきとお腹がきしみました。


それに対する反応はあっさりしたもので、ようするに信じてもらえませんでした。

「大丈夫、大丈夫〜」という感じだったので、それ以上無理に何も言いませんでした。


そうはいっても不安に思ったのでしょう。新幹線の距離をはるばる遊びに来られました。

そして直接孫の様子をみて、全然大丈夫!と納得して帰られました。


なぜか本番に強い息子は、訪問時とてもお利口にしていたし、たまに会うと成長したように見えたのかもしれません。


訪問の翌月、正式に診断名を伝えたのですが、それでも半信半疑といった様子でした。

もしくは、今は遅れていても徐々に追いつくと、思われていたのかもしれません。



療育手帳を取得するにあたり、義両親には相談しませんでした。


誰がなんと言おうと私が息子の母であり、私が息子の人生において最良の選択をするのだ、という気持ちでした。


療育手帳を受け取ってから、判定も含めて、取得した旨を報告しました。



義両親の反応が変わったのは、最初に伝えてから1年近くあとのことです。
 

のちに通うことになった児童発達支援の「個別支援計画書」の写真を送ると「何が原因でこうなってしまったの!?」という電話がありました。


この時「あぁ、やっと信じてもらえたんだな・・」と思いました。


「原因を探るよりも、この先のために出来ることを考えていきたい」と主人が諭してくれ、幸いにも私が責められるようなことはありませんでした。