朝の番組で取り上げられていた「救急車の有料化」
搬送後入院にいたらなかった場合は7,000円ほど徴収するとのこと。
私は以前から「有料にすればいいのに」と思っていたので大賛成です。
その理由は私の住んでいる地域の住人が、救急車をタクシー代わりに利用しているからです。
(※消防署が近いのもある)
一人暮らしの高齢者、免許や車のない家庭は別として。
ほとんどの家庭は同居人もいる、運転も出来る、車もある。
それなのに救急車を呼んで搬送された後、点滴だけで直ぐに自宅へ帰らされてます💧
(熱中症で呼ぶケースが多い)
そりゃ〜救急車ならタダだし、優先で診てもらえるからでしょうね😓
私の父と母は脳梗塞で倒れました。
今から25年ほど前の話です。
最近の医療は進歩していて、発見が早ければカテーテル治療などで後遺症が軽くて済む場合も増えましたが…
当時も〝一刻を争う〟病気でしたが点滴や投薬程度の治療で…高校生をはじめ、20代〜50代の男女が世代関係なく入院&懸命なリハビリをしていました。
父も母も、私が自分の車で総合病院へ運びました。
誤解しないでいただきたいのは、
①支えれば何とか車に乗せれる状態だった
(半身に力が入ってない+呂律が回らない状態)
②意識はちゃんとしていた
③総合病院へ電話して状況説明
④私が自走して搬送してもいいか、受け入れてもらえるかを確認
⑤脳神経外科or神経内科の医師に診てもらえるか
するべき事をした上での自車搬送です。
「そんなことしなくても救急車呼んだ方が早い」と思われる方も多いでしょう。
でも、、、同じ刻に〝命に関わる〟病気や怪我、妊婦さん、赤ちゃんなど救急搬送が必要な人がいるかもしれない。
助けられる命が助からないかもしれない。
私自身が交通事故に遭った時の体験ですが…
シートベルトをしていなかった加害者がフロントガラスで額を切り出血していて。
周りにいた人達は(救急隊員含め)出血している方を優先して、事故現場近くの総合病院へ救急搬送。
被害者である私はガードレールに激突し、エアバックが作動したものの胸を強打し呼吸困難に。
しかし見た目〝出血が見られない〟私は後回しにされ…鈴鹿市内すべての救急指定病院に受け入れ拒否をされました。
出発出来ない救急車内で30分ほど経過。
私の呼吸は苦しくなり、手足も冷たくなって…
救急隊員の方が「頑張ってください‼️」と声かけしながら私の冷たい手を握っていてくれていたのを覚えています。
最終的に「鈴鹿市が無理なので、隣の四日市市の病院へ行きます‼️」と。
さらに30分くらいかけて四日市市へ搬送。
しかも搬送された某総合病院はヤブでした(笑)
レントゲン、CTも撮ったのに…「特に異常なし」と判断され→点滴だけで帰されました💧
呼吸するのも痛いのに「異常なし」なんて有り得ない。
その日は安静にして、翌日かかりつけ医(整形外科)で再びレントゲン、CTを撮影してもらったら…
先生が「何処の病院へ運ばれたの? CTも撮ったんだよね? 異常なしで帰されたって? 胸骨折れてるよ💧 そりゃ息するのも痛いはず。誰も気づかなかったの⁉︎」と首を傾げながら説明してくれました💦
後日、警察の方からも「貴方の方が重傷だったのに遠い病院に運ばれたんだってね💧あの場にいた全員〝出血してる方を先に〟って思ってしまったから…申し訳なかったね💦」と言ってくださり。
いやいや…あんなに必死に受け入れ先を探してくれてた救急隊員さん達には感謝しかない✨
(たとえ受け入れ先がヤブだったとしても😅)
私は交通事故の時にしか救急車は乗ったことがありません。
それもどこかしら骨折してる場合のみです。
何とか自分で歩ける&運転出来るレベルの時は、代車なりレンタカーなりで事故処理後に受診します。
自分の過去の様々な体験から「本当に必要な人に救急車を」という意識を持つようになりました✨
意識が混濁するほどの重度の熱中症の場合は別ですが、ほとんどの熱中症は自宅でも処置できます。
母なんて夏場はしょっちゅう熱中症になるので…
最初は私が処置してましたが、高齢の母でも自分で対処することを覚えました(笑)
(常にOS-1を常備、冷凍庫には身体を冷やすための保冷剤をストック)
年々119への『呆れた内容の通報』が増えているようです。
「タクシー代がないから」「勿体ないから」
こんなふざけた理由で救急車を呼ぶような輩への対策として是非有料化を‼️