What is love? 19 | ♡相葉たんLOVE♡な薫子のブログ

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萌えるにのあい。
微笑ましい泣き虫。
癒される天然。
荒ぶる櫻葉。

そう、私は相葉担!!










エレベーターの中で、階数の上がっていく様子を見ながら、早くつかないかなぁって考える。



なんだろう。


いっぱい泣いてちょっとスッキリしたからなのか、それとも酔ってるからなのか。


分からないけど、どうしてもにのに会いたくて、これから会えると思うと嬉しくて。


そういえば、最近俺の家ばっかだったからにのの家は久しぶり。


それもあいまってか、その場で躍りたくなるくらい気分があがってる。



ポーンと音がなって、扉が開く。


その扉が、凄くゆっくりに見えて、焦れったくて。


こじ開けるように勢いよく飛び出した。



バタバタと走って、目的の部屋を見つけて、急いでチャイムを押す。


と、同時くらいに玄関がガチャリと開く。


眉間に皺を寄せているにのが、うるさいって言うのを遮って、俺は思いっ切り抱き着いた。



「にの!」


「わっ!」



結構な勢いで抱き着いたけど、しっかり抱きとめてくれる。


背中に回った手は、やっぱりあたたかい。


世間が思ってるより、にのは弱くはないんだ。


充分男らしいし、カッコイイ。



後ろで玄関が閉まる音。


バッと中に入ったから、にのの靴踏んじゃってるかもしんない。


でもそんなこと構わずに、ぎゅうぎゅう抱きしめながら、肩におでこをすりすりする。


ビックリして戸惑っていたにのは、はぁと息を吐いて、俺の頭を撫でてくれた。



「なにしにきたの」



言葉とは裏腹な優しい声に、安心する。


抱き着いていた体をサッと離し、俺はにのの顔を見た。


にのも俺のことをみつめてる。


あ、耳の先がちょっと赤くなってる、なんてみつけて、可愛いなぁってくすり。



「にのに会いたかったから」


「......あっそ」



素直な気持ちを伝えると、頬を赤く染めて、そっぽを向いてしまった。


またもや可愛い反応。


ついくふふって笑っちゃって、にのに頭を軽く叩かれた。