逃げ恥新春スペシャルから―――

 

ホルモンバランスの話はこのブログでも良く取り上げていますが、女は生理周期に合わせてホルモンのバランスがころころと変わっていきます。

そして妊娠・出産・子育て期の産後クライシス時期と更年期--この2つの時期に本人がどうしようもない荒れてしまうのです。

 

ドラマでも、平匡は仕事が忙しく会社でも大変な上に、みくりは妊娠後期のつわりで家事が出来ず、家の中が散乱状態になっていて、家事を一手に引き受ける平匡はどんどんと追い詰められていきます。

 

そしてある夜。2人の感情が堰を切ってあふれ出し、号泣し合います。叫び

 

 

どちらの気持ちも、もう~痛いほどわかって~~~~私も号泣!!本当にどちらも何も悪くないのです。

 

しかし、こういうときでも職業柄の悪い癖!?で分析してしまいました。

 

このときのみくりはホルモンバランス的に女性性に大きく傾きすぎて、ヒステリー状態になってしまうのは

仕方がないにしても、平匡がここまで感情的、感傷的、悲観的になるのは原因があります。

 

それは平匡が女性性に大きく傾いてしまったから!!

 

  • 女性が男性性に傾く(男性ホルモン優位になる)と、目的達成志向になり、いつも追立られている気持ちになってストレスが溜まります。
  • 反対に、男性が女性性に傾く(女性ホルモン優位になる)と、情緒的、感情的になってしまい、論理的にものが考えられなくなり、ストレスが溜まります。

 

特に平匡のような感情を元からあまり表さず、論理的で穴ごもり癖(一人でじっくり考えたり、自分の時間を楽しむ)のある男性は、仕事を終えて家に帰ってきてから、家事にみくりの世話にと頑張ってしまうと、自分の時間が持てなくて、ストレスの解消をする場所や時間がなくなり、女性性に傾き過ぎてこのシーンのように感傷的・感情的になり大爆発してしまうのです。

 

4年前の本編では、平匡はハウスキーパーを雇っていました。

家事は、ハウスキーパーに任せても良かったのです。

子供が生まれるから節約したかったのかもしれませんが・・・家事はハウスキーパーに任せ、穴ごもり時間を取ってストレス解消が出来ていたら・・・このシーンはなかったのかもしれません。

 

 

そしてみくりはこの後、妊娠発覚時の平匡の塩対応や、この感情の大爆発大会で

 

ふたりの心がつながっていない

 

と一人で落ち込みます。

そこにゆりちゃん(みくりのおば)がやってきて、みくりの話をじっくりと聞いてくれます。

 

 

女は話を聞いてもらうこと、共感してもらうことで、女性ホルモンが増えオキシトシンが分泌されて、心が落ち着きます。

 

心がつながっていなくて、ひとりで淋しい・・・とつぶやくみくりに、ゆりちゃんは、

 

「誰といても、ひとりよ・・・」

 

と、自律の大切さを説いてくれます。ここ、しみました~~~さすが、ゆりちゃん!よくわかってる!えーん

 

 

恋愛や結婚が上手くいかない女性は、ここを勘違いしていることが多いです。

 

自分は一人でも幸せ!だからこそ、誰といても幸せでいれる

 

のです。グッド!

 

そして、愛情の受け取り能力を高めておくことも恋愛や結婚を上手く行かせる秘訣になります。

このことについては、また明日。

 

まだまだ続くよ~~~~音符