7月28日の『ニッポンハム ムーンライト・ミーティング 桑田佳祐のやさしい夜遊び』(JFN系列38局ネット)は先週に引き続き、8月1日にリリースされるデビュー40周年のプレミアムアルバム『海のOh, Yeah!!』(海の“オヤー”)の特集回。鎌倉の情景、夏の海に思いを馳せつつ、目前に迫ったアルバムの発売がさらに楽しみになる1時間だった





 冒頭、桑田は、第100回全国高校野球選手権の南神奈川大会で母校・鎌倉学園高校の野球部が決勝戦に進出したことに触れ、「我が母校、鎌倉学園が素晴らしいんですよ。決勝進出、おめでとうございます! 居ても立ってもいられなくなっちゃってさ、電報打っちゃったのよ(笑)」と報告。「勝負は時の運だから、どうとでもなるんでしょうけど、卒園生としては応援しているし、夢をありがとうと言いたい!」とエールを送っていた。


 夏らしい話題と、高校時代を振り返る桑田のエピソードトークが、湿度の高い夏の夜を爽やかに変えていく。そのなかで、「I AM YOUR SINGER」(2008年)、「SAUDADE~真冬の蜃気楼~」(1998年)、「BLUE HEAVEN」(1997年)、「素敵な夢を叶えましょう」(1998年)など、『海のOh, Yeah!!』収録曲が惜しげもなくオンエアされた。台風の接近に不安を感じるリスナーも多いなかで、心を落ち着かせるように、“穏やかな海”を感じさせてくれるような楽曲が中心となっていたのが印象的だった。







さて、サザンオールスターズともなれば、ベストアルバムへの収録からこぼれてしまう楽曲にも、ファンにとって思い入れの深い名曲が数多く存在する

あるリスナーは、「『PARADISE』『この青い空、みどり ~BLUE IN GREEN~』『夢に消えたジュリア』などが大好き。たまにはラジオで聴きたいです」とリクエストを送った。桑田は「私が選ばなかったの。申し訳ない(笑)」としつつ、「今度、ラジオでね」と話した。数多くのヒット曲、名曲があるだけに、今作への収録から漏れて残念に思う楽曲があるファンは、ぜひ番組でオンエアされる日を楽しみにしてほしい。特にサザンの楽曲は、クリアな音質で聴くのはもちろん魅力的だが、ラジオやカーステレオで聴くのもまた違った良さがあり趣深い、と思わせてくれる



 とにもかくにも、台風が過ぎ、海が似合う快晴をつれて、20年に1度のプレミアムアルバム『海のOh, Yeah!!』がやってくる。この日、エンディングトークのBGMとして流された「LONELY WOMAN」(2004年)も含め、心穏やかに聴ける楽曲が多く選ばれたが、どんな気持ちにも寄り添ってくれる楽曲が揃っており、多くの音楽ファンにとって今も、そして今後何十年先も多くの人に愛される「夏を代表するアルバム」になることは間違いないだろう。本作とともに、たった一度の特別な夏を楽しみたい




鎌倉学園は惜しくも負けちゃいましたけど海のoh,yeah!の発売のカウントダウンですね~







そんな感じですグッド!