ブータンのカルチャーに触れる | 海外で働く★女の恋模様

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仕事柄、世界を飛び回ってます。ヨーロッパ→アジア→アフリカと移動した後、またまたアジアに戻ってきました。
ここでも、素敵な出会いがあるといいな♪。

この記事は連載ものです。
前記事を読みたい方は、こちらをどうぞ。

ブータン旅行記⑥-チベット仏教国ブータン
ブータン旅行記⑤-ティンプー観光…の前に
ブータン旅行記④-ティンプーのお宿
ブータン旅行記③-ブータンに行く時の旅行会社の選び方
ブータン旅行記②-いざ、ブータンへ!
ブータン旅行記①-タイにいる間に絶対行きたかった国



大仏像見学が終わった後は、ブータンの文化により深く触れる場所の見学です。

Simply Bhutan

まずはこちらのSimply Bhutan Museum
ブータンの伝統的な文化を保存するとともに、若者に雇用の機会を与えるために作られた博物館だそうです。

家

入口を抜けたすぐのところにあった小屋。
ここで、ウェルカムドリンクを頂きました。
ブータンの家は通常木枠に土壁ですが、ここは石を積み上げた造り。
ブータンにもこういう石造りの家があるのか聞いたんだけれど
お茶をサーブしてくれた女の子の英語が聞き取りづらくて、よくわかりませんでした。苦笑

Simply Bhutan

ブータンに限らず、各国の古民家レストランにありそうなディスプレーwww

Simply Bhutan

私が大好きな台所の写真も撮ったんだけど、残念ながらブレブレでした。ガクリ

台所

ね?

ちなみに彼女が作っていたのは、お米を炒ってパフにしたものでした。
少し味見させてもらったけど、香ばしくて美味しかったです。(^_^)v

弓道

ブータンの国技、アーチェリー。
とても人気があるようで、アーチェリーに興じている男性達を街でチラホラ見かけました。
ガイド君も「デモンストレーション!」と言いつつ、自分が楽しんでたしねw

Simply Bhutan

私的にはそれほど印象に残る場所ではなかったんだけど
ブータンの伝統的な生活を垣間見るには適した場所だと思います。



Simply Bhutanの後に行ったのは美術学校。

美術学校

年代で言えば、高校生くらいの子達が学んでいる学校です。

美術学校

美術…と言っても、そこは仏教国ブータン。
学ぶテーマは、全て仏教がらみです。

美術学校

仏像の作り方を学ぶ生徒たち。

タンカ

タンカ(仏画の掛け軸)の描き方を習う生徒たち。

美術学校

仏画の刺繍を習う女子生徒たち。
その他、木工やら砂絵などもありました。

美術学校

私達が訪れた翌日が卒業式とかで、ブータン建築に欠かせない木枠の絵を生徒さん達が修復してました。
こういった絵も、ここで学んだ人達が書いていたのですね。

美術学校

学校の建物自体も、ブータンのオーソドックスな造りでとても素敵でした。ラブラブ

美術学校

この美術学校は、ブータンならでは!の独特さで非常に印象深かったです。
生徒さん達の作品が、進級すればするほど技術が向上しているのが素人目でもわかり
また先生の指導によって作品の質がガラッと変わるところもたまたま見られ
アートのセンスがない私でも、とても面白く感じました。
学んでる生徒さん達は観光客がクラスにいるのが日常になってるはずなのですが
話しかけたり褒めたりしても、はにかんだ笑顔を浮かべるだけなのが初々しくて
世間に擦れたおばさん(私)は、胸がキュンキュンしちゃいました。恋の矢



このように、ブータンは独自の文化を必死で守ってる感が半端ないのですが
これはやはり中国とインドという大国に囲まれている危機感からでしょうか?
同じチベット仏教国であったチベットは中国に、シッキムはインドに組み込まれてしまったし。
独自の文化を守ることは、国の存続に繋がる…という小国ならではの戦略なのかもしれませんね。

とは言え、ブータンはインドに依存しています。
特に空軍を持たないブータンはインドに防空を一任、インド軍人がブータンに駐在している状態です。
そして中国とは、マイナーながらも国境問題を抱えているそうです。
つか、周辺国で中国と国境問題で揉めてない国なんてないのかもね。苦笑



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