ペットショップ引取屋を突撃取材
そこからボランティアさんに
無事に引き出され
医療にかけられる子は
ほんとにラッキーな子です
万死一生
でも中には…
悲しいけど
知ってほしいので
…
これが現実です
決してこれは
「稀な事」
ではなく
「よくある事」
と言う事実
大量の売れ残りの子を
ペットショップから引き取り
さらにまた
売り飛ばす引き取り屋
売れ残りのこの子達を
引き取ってる引き取り屋の
おじさんには
罪の意識はありません
劣悪な環境であろうとも
行き場がないよりはマシ
むしろ良いことをしていると
思ってるかもしれません
ですが
手の行き届かない
最悪なこの環境は
明らかに動物虐待と言えます
告発されました
でも
刑事告発されて
めでたしめでたし
で終われる話では
決してないのです
テレビではこの件に関しては終わり
また別の話にへと切り替わりました
このおじさんが
刑事告発されたのは
良い事かもしれません
ですが
とペットショップ側から
この引き取り屋は
言われるそうです
告発され
この引き取り屋を
辞めたら？
大量のこの子達は
どこに行くのでしょう
今現在ショップに陳列され
これから売れ残った子達は
この先どうなってしまうのでしょう
憎むべきは何ですか？
正すべきはドコでしょう
番組に出ていた
個人ボランティアさんは
この引き取り屋から
1番状態の悪い子を引き出し
治療をしてくださってました
たまにボランティアが
引き取り屋から又は
ブリーダーから引き取る事を
引き取る事で
ペット業界の闇に
加担してると非難する話を
たまに聞いたりします
ですが番組を通じ
疑問がフツフツと
湧いてきました
果たして
怒りの矛先はそこなんでしょうか
今を生きている命を
助ける事だけに
ボランティアする方は
必死なだけなんだと
思います
今いる命を優先すると
元を正すところまでは
行きつかないのが
今の日本の現状なのでは
ないでしょうか
決して
悪党たちに
ましてや
この子達の命を無駄にする
ような事に
加担したくて
自分達を犠牲にしてまで
してる事など
どのボランティアの方にも
微塵もないと思います
私は実際現場を
目で見たことはなく
間違ってる事を
言ってるかもしれません
偉そうな事も
言える立場ではありません
他の団体さんも知りません
あくまでもこれを見て
感じた
１個人の考えです
この引き取り屋も
ペットショップが
無駄に抱える
いわば命の在庫の
在庫処分を引き受けて
行き場のない命を増やす作業の
加担している
と言えます
決して助けられたら
劣悪な環境でも良しでは
ありません
劣悪な環境での飼育は虐待
おじさんに助けてる意識は
あるのかわかりませが
助けて儲かるなら良いでしょ
くらいの感覚なのでしょう
それには腹が立ちます
ですが
とてもとても
手が足りないほど
保護しなければいけない子が
日本全国に溢れているのです
このおじさんに
怒りを
ぶつけても
ぶつけても
何にも変わらない
むしろ行き場をなくす子が
増えてしまう
こんなおじさんにすら
引き取ってもらわなきゃ
いけない命がある
情けない話
人間がそうしてるんです
わんこ達が悲惨なのではなく
悲惨なのは我々人間なだと
強く思いました
ペットブーム
うちの近所に
最近ネコ専門の
ショップができ
店内は
多くの人で賑わってました
まだまだ
終わらないんです
苦心惨憺と
ボランティアが
どれだけやっても
追いつかない
この番組を見て
憎むべきは
正すべきは？と
考えさせられました
私一個人が
今考えあぐねても
答えなんか出るはずもなく
考えてる今もなお
苦しみに耐え
生きる希望も失い
今を生きてる子達がいる
それが現実です
しのごの言う前に
優先すべきは
今ある命
これ以上
無駄にする命を増やさないように
今を生きてる命を
誰かが
なんとかしなければ
いけないのです
私も今は
限られたお手伝いしか
できないもどかしさがあります
日夜保護犬を預かってる方からしたら
決して何かを言える立場では
ないのですが
どうかどうか
この日本のペット産業
ペット業界
その成り立ちに
みんなが気付いてほしい
気付いた時に
怒りがこみ上げてくるでしょう
その怒りを優しさに変え
今を生きてるこの子達に
希望の光と愛を
注いであげてほしい
人間一人一人の意識と
行政が元を正さない限り
人間同士も無意味なところで
いがみ合う事に
なるのではないでしょうか
そのいがみ合いは
今を生きてるこの子達の
為になってますか？
刑事告発された
おじさんは
悪い奴には変わりない
けど
そういう世の中の
ペット業界のシステムが
生み出した
おじさんの生業なのでは
ないでしょうか
もちろん
罰せられるのは当然です
でも
このおじさんすら
いなければ
あの引き出したボランティアさんは
小さい命達を
どうやって救えたでしょう
ペットショップから
直接何十頭と
個人の方が毎度
引き受けられる
訳もありません
たどり着く先は
ペット業界の闇に止まらず
動物への命が軽視されすぎる
人間の意識の低さ
飼いたい人以上に
命を増やし
無駄に殺すシステム
終わりのない
怒りの矛先は
いつまで
何年先まで
どれだけの子が救われれば
終わりが来るのでしょうか
でも
いつかはきます
絶対きます
遅い遅い
ペットに関しては
発展途上国日本
５年先、10年先
この現実を
多くの人が知ることで
もっともっと
優しい日本になってるはず
こんな悲しい悪循環が
永遠に
繰り返されてる訳がないと
信じてます
クリスマスシーズン
ペットを買い求める人が
増える時期
命の在庫を沢山抱える時期
そして
1年で一番
保護の増える時期
惨い国ですね
自分のいる国は
そんな国じゃないと
思いたい
寒くなってきた今
飢えと寒さに震え
苦しむ命が
ひとつでも
救われますように
悲惨なのは
保護犬じゃない
哀れみ、痛々しい
可哀想と蔑んだ目で
見られなきゃいけないのは
決してこの子達ではない
哀れむのも痛々しいのも
このシステムを良しとする
この国と
可哀想な人間達なのです
いつかはきっと
優しい国になります様に
最後までお読みくださり
ありがとうございました。
