みなさん、こんにちは。50歳バツイチ子持ちのサバイバーです。


26歳の若者から「いいね」をもらった。

写真の印象は「若いな」だったが、とりあえずやり取りを始めた。

プロフィール上「お友達を探しています」と書いてあったが、そんなのは建前だろうと信じていなかった。


最初だからもあるだろうけれど、メッセージのやり取りがかなりマメで、朝から晩までずっと繋がっているような感じだった。


程なくして平日の夜に、私達は会う事になった。

メッセージのやり取りが密過ぎて、早めに会っておいた方が良いような気がしていた。


その当日は、「ゆう3」の仕事がおしたり、彼が待ち合わせの場所が分からなかったりで、私は結構長いことその場で待っていた。

「もしかしてこれは来ないのでは……」と思った頃、「ゆう3」が現れた。

スーツを着ていた事もあって、写真のイメージより大人っぽく、背も高く細身で「当たりだ」と思った。


目星をつけていた近くのお店に行き、外の椅子に2人で並んで順番を待つことになった。

「ゆう3」は明らかに緊張している感じで、こう言った場に慣れていないのが分かった。


お店では私の今までの恋愛話をして、彼の話も色々聞いた。

なんと、そのウブそうな「ゆう3」には、一年同棲をしている彼女がいた。

付き合いは相当長く、初めての彼女との事。


アプリで会った人数は私で3人目、私以外のお2人は24歳と25歳とのこと。

だとすると、特段「年上好き」という訳ではない。

どう言った人を探しているのか聞いてみると、本当に「お友達」だった…。だから年齢は関係ないのだと。


そのお会いした若者2人がどうだったのか聞いてみると、お2人ともに「時間はきっちり1時間」「お茶代は彼持ち」、極め付けには「友達になれないとお断りされた」との事だった。


そこまでなら求めているものが違ったと言うだけの話になるが、なんと彼はその彼女達に1万円を払っていた。

それがパパ活だとするなら、彼女達は報酬に値する接待を彼にするべきだし、時給1万円のバイトならクオリティが低過ぎる。


デビュー戦がそんな彼女らだった「ゆう3」は、それが基準になってしまっていて、ご飯を食べ始め1時間が経過した頃、私に「まだ時間が大丈夫か」を聞いてきた。

私は気にしないでと、ゆっくりご飯を食べた。


色々な経験がない「ゆう3」は、私の数々のアプリ話を楽しそうに聞いていた。

ご飯が終わり2軒目を提案すると、彼は驚いた顔をして「まだ良いんですか?」と言った。


ご飯代を払ってくれ店を出ると、彼はおもむろに1万円を出し、私に渡してきた。

1万円は正直欲しかったけれど、それでも私は受け取らなかった。

「皆んなに渡しているから気にしないで下さい」と言う彼に、

「自分が一生懸命働いたお金なんだから、もっと大事に使いな」と言った。


その後はやっているお店もなく、私達は近くのベンチに座って終電まで話をした。

彼は年齢以上に経験値が乏しく、何も知らなかった。

「自分のこれまでを全く知らない人と友達になって、いろいろな事を話したり、遊んでみたくてアプリを始めた」と言う彼の願望も納得ができた。

倍ほどの年齢の私が該当するのかは分からなかったが、とりあえず「お友達申請」を承諾した。

「じゃあ今後は興味がある事は一緒にやろう」と約束をして、その日は解散をした。


(次回、35人目の男「ゆう3」②。周囲には誰にも理解されない、26歳男子との「不思議なお友達関係」!?へ続く)



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