レイはいつも仕事が忙しそうで、出張も多いようだった。

北関東と東北を担当しているようなことを言っていた。

週末になるとレイから連絡が来るので土曜日の夕方から一緒にゴハンナイフとフォークを食べて、月曜日の朝にそれぞれ出社する…そんな感じだった。

仕事で上京したせいか、こちらにはあまり友達がいないようだった。

少なくともあたしといた間は友達と会ったりしたような話を一度も聞かなかった。

仕事が忙しいレイは、毎晩外食ナイフとフォークのようで、一人でよく近所で食べるからと色々なお店に連れて行ってくれた。


ある日気がついた。
それまで見たこともなかったから気づかなかったけど。レイがいつも支払いに使っているのが、ブラックカードキラキラだと言うことに。

メインで、ダイナーズのセンチュリオン、それからサブでアメックスのプラチナを使っているようだった。


30そこそこのレイがなんで…!?


ブラックってカード会社が独自の基準で招待した人しか入れないみたいだし、ただ高額利用者というだけでは入れない、とネットに書いてあった。

聞けなかったし、気づかないふりをした。

時々、カード会社からワインワインが送られてくるけど、お酒が飲めないから困っている、とか、ペアの食事券が送られてきたから一緒に行こうとか言われたりしたけど、へぇー、とあまり興味なさそうに振るまっていた。

益々謎が深まる…シラー


他にも不思議なことがあった。
洗面所の棚には未使用の箱入り…多分女性が使うような化粧水やマッサージジェルが何個かストックしてあった。

使っている様子はないけど、なんでこんなものが?

洗面台には、使いかけのコンタクトの洗浄液も。裸眼のはずのレイが使うはずもなかった。


レイは私がいつでも泊まれるように、荷物を置いて行けばいいと言っていたし…

これは元カノの忘れ物!?


毎週末あたしと過ごしていたレイを疑いたくはなかったけど、どこか心の片隅で引っかかっていた。


あることがきっかけで、さらに疑惑は深まるのだった…

続く王冠2
photo:01




川越祭りに行ってきました!!

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山車の数が凄かったキラキラ

暑い日でしたが、人混みでさらに汗だくになりました汗


和菓子は食べない方ですが、せっかく小江戸に行ったので生きんつばというものと、どら焼きの間に芋アイスが入ったものをいただきました音譜


とにかく疲れたかお



iPhoneからの投稿
あたしの職場にはだいぶ変わった同僚(♀推定年齢50代半ば)がいます。

仮にUさんとします。

昔は私も若かったので、いちいちわけのわからない発言をするUさんと対立することも多かったのですが…

席が隣の時なんか、唐辛子が沢山連なる魔除けのお守りを私のデスクとの境に吊るしたり。(しっかり、『魔除け』と書かれていましたガーン

ありがたいことに、私のデスクが少し離れた時は、その唐辛子は私のデスク側に移動していました汗


呪い殺されなくてよかった…叫び



最近では、そんなこともなくなったのですが、やはり不可解な行動が多くえっ


近ごろ、彼女のデスクのいつもちょうど真ん中に鏡が置かれるようになって。なんのために鏡があるのか疑問に思った同僚が私に聞いてきました。

そんなの私は知る由も無かったけど、実際通りがかりに見ると確かに妙だったので、彼女の隣の人に聞いてみたんです。


そしたら、衝撃的な答えが…


『私も疑問に思って…よく反射して眩しいし…Uさんが帰った後、何が見えるのか確かめてみたら、ちょうど上司が見えるのと、あとは私のとこに来た人も確認できる位置だったんです!!


鏡で他人を確認してる…はてなマーク


叫び


さらに
『で、Uさんになんで鏡置いてるか聞いたら「ある日、仕事してて周りに誰もいなかったのに後ろに気配がしたんです…それから気になって鏡で確認するようになったんです」って言ってて…』



なにそれ!!

まるでホラードクロなんですけど!!


怖すぎます…



しかも、鏡ごしにUさんとよく目が合うそうで。


いつも、見られてる…
こんな感じでダウン

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リアルホラーだってば!!
買ってくれたお酒カクテルグラスを飲むという口実?で、レイの自宅に連れて行かれた。

都内の一等地にあるマンションビル西○布交差点が目と鼻の先だ。


『買った値段よりちょっと上がったんよアップ』と嬉しそうにいうレイ。こんな場所に買えるなんてすごいなぁビックリマークと只々関心していた。


レイは私の五歳上だけど、元々は地元の北陸で働いてて、そこのお客さんだった人に引き抜かれて、それがきっかけで東京に出てきたと言っていた。


仕事は事業開発をしているらしいけとわ、詳しいことは知らなかった。というか聞いても理解できないだろうし、とその時は思っていた。


それに、なんとなくレイには影があるというか…あまり色々詮索されるのを嫌うような気がした。


家について、少しだけ不安になった私は、レイに思い切って、聞いてみた。

「今更だけど…名刺もらっていい?」

すると『前の会社だけど…』
といいながら差し出した名刺には、私の住んでいる街にほど近い住所が記載されていた。


なんの会社かはわからないけど、とりあえず、事業開発部の次長という肩書きが書かれていた。

今の会社じゃなくて、なんで前の会社はてなマークという疑問と

それに私の街の近くで働いていたのに、ひとことも今まで言わなかったこと。

不思議に思ったけど、とりあえずは変な職業でもなさそうなので、自分の名刺を渡した。


レイは食事をするとこや、デートプランなどなんでも上手に決めてくれた。一緒にいると楽な気がしたから。


なんとなく私とレイは週末を一緒に過ごす仲になった。

続くベル