それは、レイが買ってくれたお酒だった。

彼の部屋に着くなり、急に思い出したようにこう言った。

『あっ、Mireageのお酒な、ちょっと飲んだんよ。ライムで割ったら結構いけたから


そうなんだ

と何気なく答えた私だったけど、何かが引っかかった。

レイは、お酒が弱いから一人酒はしないと断言していたから。。。
私が勧めたわけでもないのに、飲むとは思えなかった。

あのお酒、確かに同じものが3本も置いてあったら、誰かが来たときに目につくだろう。



もしかして、その人が興味を持ったから、飲ませたの



その時から何となく警戒していたのかさらに気になることが続いた。


プライドの高い私はいっつもレイから連絡があると、会いに行っていた。
でも、なぜかその週末はレイから誘いがなくって不思議に思っていた。

出張とも、仕事が忙しいとも言っていなかったのに

そして、日曜日の午後。

1通の

そこには、2人で前に話していたチーズラーメンの画像だった。

どうやら、食べに行ったということらしい。


でも、レイ、ラーメンは一人では食べにいかないと言っていたよね?

会社の近くにお店があるわけじゃないし。。。誰かと食べに行ったの?



さらにさらにわけのわからないこともあった。

ある日、レイの部屋のソファーに座っていた私。

なんか「カサッ」って物音がしたらしい。

そのとたん、レイが

『また、カイロ貼ってたのか


・・・はぁ

全く何のことかさっぱりわからない私。


明らかに不審な表情をして
「『また』ってなんのこと?・・・1そんなもん、私使ってないけど」と言うと

一瞬焦ったような顔をしたのを見逃さなかった。



レイ、誰とあたしを間違えたの


いよいよ怪しいと思った私はあることを決意するのだった。



続く








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