口蹄疫パンデミック編集する 全体に公開
2010年05月14日22:00
全国の皆様

全国の皆様に選んでいただいた 議員様

パンデミックの爆心地 川南の状況を
宮崎牛の状況を もう一度 知っていただきたい。


一つ目
宮崎牛の改良は 他の県とは違い、宮崎独自で進めてきた
とてもとても 長い時間をかけて日本一をとるまでに成長した
産業であること。

いつも取り上げられる スター的存在 宮崎県の種雄牛牡牛座
家畜改良事業団が一生懸命改良した スーパースターたち。

全国から買い付けたくなるような スターぞろいの血統。

でも、家畜改良事業団だけが 改良してたわけではない。

今回殺処分された 繁殖牛や肥育牛たちは たった3年育てられてたわけじゃない。
先代や先々代 長い時間をかけて 繁殖メス牛を改良することによって宮崎牛ブランドを確立できた。

1頭1頭が何十年もの改良の賜物なのだ。

代々続く 宮崎牛を産む雌牛をたった一晩にして すべて殺される
しかも目の前で。

我が家から宮崎牛をexclamation我が家から種雄牛をexclamationという
夢・情熱は 一瞬にして奪われたのだ。

何十年もの思いは 叶うことなく 散って行った。

そんな農家さんが何件あるだろう。

牛肉を食べるとき 豚肉を食べるとき ちょっとだけ考えてほしい。
畜産農家さんの長年にわたる 改良の結果 やっとお店に並ぶのだという事を。


二つ目

口蹄疫の感染力いわば パンデミック
確実に 人間の心にも感染し始めているということ。

爆心地川南に入ると 人は見当たらない。

すでに被害にあった農家さんは 負い目を感じ 人目を避け、
家から出ることも無く、今晩食べるものすら 買いに行けない状態。

まだ 逃れている農家さんも 外に出ればいつ感染するか分からない恐怖に駆られ 外出できない状況。

畜産農家は大体が家族経営で、息子夫婦と妻の4人で経営してると考えれば この3週間で400人近くがリストラにあった状況。

その家族まで合わせると600~700人が路頭に迷ってる状況だ。

大打撃は畜産農家だけではなく、川南全体の経済を直撃している。

このことを 1日でも早く皆様に分かっていただきたい。


感染している農場の家畜を殺処分だけでは 人の心の感染まで阻止できないということ。

私達ができることは、あまりにも少なく、
ただ 言葉を綴り、国に向け メッセージを送り続けることしかないということ。

誰が悪い や 感染ルート とか、
もうそういったレベルにはないということ。

いまや、時すでに遅しという感じだが、
仲間が 一日でも早く 笑顔を取り戻すため

どうか、政治家の皆様 全国の皆様

ご協力ください。