我が家の単身赴任者である旦那は、昨日、単身赴任先に戻って行きました。
今日も明日も在宅勤務なんだから、週末まで家に居ればいいのにと、私は思うのですが、律儀な性格のため帰っていきました。
さて、介護ネタに戻ります。
このところ、ばーばの施設から、何度か着信がありました。
ベッドから転倒した時以降、
「トイレからずり落ち、トイレの床に尻もちをついてしまいました」
「夏用の服・下着・パジャマを持ってきてください」
「体重増加が見られるので、食事を糖尿病食に変えたいと思っています。加算がかかるのですが、大丈夫ですか?」
「脚の浮腫みが酷くなっているので、脚のサポーターを外したいのですが?」
ずいぶん身体の状態が落ちていっているようです。
まず、四点杖歩行から車椅子になった時点で、運動量はかなり減っています。
我が家で在宅介護をしていた時は、週4日デイサービスに通っていました。
朝晩、車の乗り降り。
デイサービスでのレクレーション。
家にいる間も、自分の部屋からトイレ・ダイニングへの移動。
それが今は、ずっと車椅子に乗っているだけで、動かない。
まだ、排泄はトイレに移乗させてもらっているみたい。
そりゃ、体重も増えるし、脚の浮腫みも酷くなりますよ。
でも、少し私は安心したんです。
我が家にいる時は、会う人ごとに
「痩せたね、痩せたね」
と言われ、私の作る食事がいけないのか、糖尿病が悪化しているのか、と心配していました。
糖尿病は悪化すると体重の減少が見られますから。
今は施設で、自ら動くこともなく、すべてを他人の手に委ね、食事はしっかり完食していることが、よくわかりました。
その生活が、本人にとっていいのか悪いのかはわかりません。
年齢のせいにすると反論もあると思いますが、もう90歳なんだし、もう頑張らなくていいと思うんです。
寝たきりへの道が近くなっている気がしますが、仕方ないです。
このような状態になったら、私は在宅で介護することは無理だと考えていました。
寝たきりの方を在宅介護されている方も、たくさんいます。
でも、私には無理でした。
どんどん衰えていく母親の姿を、すぐそばで見ることが、私には耐えられないと思ったのが、施設入所を決めた一要因です。
施設で、寿命が尽きるまで、穏やかに過ごせますように。
面会禁止が続いている、ばーばの特養ですが、オンライン面会が始まるそうです。
早速、申し込んでみようと思います。