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ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

娘に迷惑をかけまいと、老老・認認介護で限界まで二人暮らしを頑張った両親。でも、遂に限界突破。仕方なく実家に戻ってきて始めた在宅介護。一人っ子のため否応なくやらざる負えない。
平成27年4月じーじは旅立ちました。令和2年1月末、ばーば特養入所しました。

我が家の単身赴任者である旦那は、昨日、単身赴任先に戻って行きました。

今日も明日も在宅勤務なんだから、週末まで家に居ればいいのにと、私は思うのですが、律儀な性格のため帰っていきました。

さて、介護ネタに戻ります。

このところ、ばーばの施設から、何度か着信がありました。

ベッドから転倒した時以降、
「トイレからずり落ち、トイレの床に尻もちをついてしまいました」
「夏用の服・下着・パジャマを持ってきてください」
「体重増加が見られるので、食事を糖尿病食に変えたいと思っています。加算がかかるのですが、大丈夫ですか?」
「脚の浮腫みが酷くなっているので、脚のサポーターを外したいのですが?」

ずいぶん身体の状態が落ちていっているようです。

まず、四点杖歩行から車椅子になった時点で、運動量はかなり減っています。

我が家で在宅介護をしていた時は、週4日デイサービスに通っていました。

朝晩、車の乗り降り。

デイサービスでのレクレーション。

家にいる間も、自分の部屋からトイレ・ダイニングへの移動。

それが今は、ずっと車椅子に乗っているだけで、動かない。

まだ、排泄はトイレに移乗させてもらっているみたい。

そりゃ、体重も増えるし、脚の浮腫みも酷くなりますよ。

でも、少し私は安心したんです。

我が家にいる時は、会う人ごとに
「痩せたね、痩せたね」
と言われ、私の作る食事がいけないのか、糖尿病が悪化しているのか、と心配していました。

糖尿病は悪化すると体重の減少が見られますから。

今は施設で、自ら動くこともなく、すべてを他人の手に委ね、食事はしっかり完食していることが、よくわかりました。

その生活が、本人にとっていいのか悪いのかはわかりません。

年齢のせいにすると反論もあると思いますが、もう90歳なんだし、もう頑張らなくていいと思うんです。

寝たきりへの道が近くなっている気がしますが、仕方ないです。

このような状態になったら、私は在宅で介護することは無理だと考えていました。

寝たきりの方を在宅介護されている方も、たくさんいます。

でも、私には無理でした。

どんどん衰えていく母親の姿を、すぐそばで見ることが、私には耐えられないと思ったのが、施設入所を決めた一要因です。

施設で、寿命が尽きるまで、穏やかに過ごせますように。

面会禁止が続いている、ばーばの特養ですが、オンライン面会が始まるそうです。

早速、申し込んでみようと思います。







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