いろいろ嫌になってしまった | ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

娘に迷惑をかけまいと、老老・認認介護で限界まで二人暮らしを頑張った両親。でも、遂に限界突破。仕方なく実家に戻ってきて始めた在宅介護。一人っ子のため否応なくやらざる負えない。
平成27年4月じーじは旅立ちました。令和2年1月末、ばーば特養入所しました。

昨日は、大腸の内視鏡検査でした。


とりあえずは終わったのだけれど、もう二度とやりたくない。


子宮筋腫で開腹手術をしていたためか、内視鏡カメラがなかなか入っていかない。


あまりの痛さに、絶叫してました。


途中で、ベテランの部長先生に代わり、なんとか一番奥まで挿入でき、検査することができたのですが。


このベテラン先生でも、痛い。


でもこのベテラン先生、すっごく優しく声かけながらやってくださり、泣き喚いていた私に

「痛いの我慢してくれたから、一番奥まで挿入できたよ。」

「よく頑張ったね。これでちゃんと検査できるからね。」

って言ってくれました。


褒められたのなんて、なんて久しぶりなんだろう。


痛いのは同じでも、声かけ一つで全然違いますね。


結果は、ポリープが一個見つかって切除してもらいました。


組織検査の結果は後日ですが、大きさや形状から、まずは大丈夫でしょう、とのことでした。



ここからは、本題の介護の話。


検査当日の朝、前日の食事制限に加え、下剤を飲んだ為、すでにグロッキーだった私。


その朝に限って、朝の4時から

「お腹空いた。ごはん食べさせて。」

と、叫ぶばーば。


私は、トイレにこもり中。


朝の4時から、ごはんなんか作れるか?

私は絶食なんだぞ。


と憤慨しながら、しばらくしてからばーばの部屋に行くと、とんでもない光景が。


バケツに坐り、排便しようとしていたばーば。


はぁ?


となりにポータブルトイレありますけど。


さっき、歩いてトイレにも行ってたよね。


まだ排便する前だったので、立ち上がらせてトイレまで連れていき、なんとか惨状は免れたんだけど。


あまりの意味わからない行動に、完全にぶち切れ、叩いてしまいました。

もう、すべてが嫌になり、もう無理、もう無理。


そんな時、ネットニュースで、夫と高齢の義理の両親を殺害した事件を見て、

「あ、これは明日の私だな。」


泣きながら旦那に電話しました。


でも、そばにいない。


誰も助けてくれない。


ケアマネにも電話したけど、今日明日すぐに預かってくれる施設なんて無い。


契約しないと。


今すぐどうにかして欲しいのに、今助けて欲しいのに。


一人で在宅介護することの怖さ。

いつ自分が殺人者になるかもしれないという現実。


もう限界がきていたのは、充分すぎるほどわかっていましたが、施設に入れることに躊躇していた私に、決断するきっかけになりました。


老健との契約、進めていきます。








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