ドラえもんの声優の大山のぶ代さんのご主人、砂川啓介さんが亡くなられた。
認知症の奥様を残して。
お二人には子供はいない。
全くの他人だが、気になってしまった。
奥様である大山のぶ代さんの介護は、これから誰が主介護者となるのだろうか?と。
このニュースを聞いて、つくづく今の日本の介護は、夫婦・子供・孫という血のつながりに頼っているのだと思った。
現在の家族体系は、すでに変化しているというのに。
我が家は、ひと昔のごとく、息子がいて、さらに長男が結婚し、孫も産まれた。
他人は、この状況を
「お宅は安泰だね」
と言う。
この考え方、今の若者たちにも受け継がれてしまっている。
結婚し子供を産むことが、ステータスになっていないだろうか?
結婚しなくても、子供がいなくても、介護が保証される世の中でなくてはならないと思う。
そして逆に、子供だからと言って、介護を担うのが当たり前ではないはず。
現在介護を受けている高齢者の多くは、娘や息子の嫁が親の介護を担うのが当たり前だと思っている。
そして、その考え方を甘んじて受け入れ、介護を担っている私たち。
なぜ、私は介護をしなければならないのだろう?
こんな、ごく当たり前のことを改めて考えてみた。
なぜ私は、自分の人生もやりたいことも仕事も諦め、介護をしなければならないのか?
なんだか暑さでスッキリしない頭で考え、余計にモヤモヤしてしまった。
ぽちっと応援お願いします
こっちもぽちっとね

にほんブログ村