なぜ私は介護をしているのだろう | ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

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娘に迷惑をかけまいと、老老・認認介護で限界まで二人暮らしを頑張った両親。でも、遂に限界突破。仕方なく実家に戻ってきて始めた在宅介護。一人っ子のため否応なくやらざる負えない。
平成27年4月じーじは旅立ちました。令和2年1月末、ばーば特養入所しました。

ドラえもんの声優の大山のぶ代さんのご主人、砂川啓介さんが亡くなられた。

認知症の奥様を残して。

お二人には子供はいない。

全くの他人だが、気になってしまった。

奥様である大山のぶ代さんの介護は、これから誰が主介護者となるのだろうか?と。

このニュースを聞いて、つくづく今の日本の介護は、夫婦・子供・孫という血のつながりに頼っているのだと思った。

現在の家族体系は、すでに変化しているというのに。

我が家は、ひと昔のごとく、息子がいて、さらに長男が結婚し、孫も産まれた。

他人は、この状況を
「お宅は安泰だね」
と言う。

この考え方、今の若者たちにも受け継がれてしまっている。

結婚し子供を産むことが、ステータスになっていないだろうか?

結婚しなくても、子供がいなくても、介護が保証される世の中でなくてはならないと思う。

そして逆に、子供だからと言って、介護を担うのが当たり前ではないはず。

現在介護を受けている高齢者の多くは、娘や息子の嫁が親の介護を担うのが当たり前だと思っている。

そして、その考え方を甘んじて受け入れ、介護を担っている私たち。

なぜ、私は介護をしなければならないのだろう?

こんな、ごく当たり前のことを改めて考えてみた。

なぜ私は、自分の人生もやりたいことも仕事も諦め、介護をしなければならないのか?

なんだか暑さでスッキリしない頭で考え、余計にモヤモヤしてしまった。




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