ばーば、お岩さんになる | ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

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娘に迷惑をかけまいと、老老・認認介護で限界まで二人暮らしを頑張った両親。でも、遂に限界突破。仕方なく実家に戻ってきて始めた在宅介護。一人っ子のため否応なくやらざる負えない。
平成27年4月じーじは旅立ちました。令和2年1月末、ばーば特養入所しました。

今日皮膚科を受診しました。

昨日の救急外来の診断どおり、帯状疱疹との診断でした。

かかりつけの皮膚科を受診したのですが、超美人の女医さんに、
「これだけの超高齢者に帯状疱疹のバルトレックス錠を処方したことが無いわ。腎臓の状態はどう?クレアチンの値は?」
と聞かれ、さすがに私もばーばのクレアチンの値までは記憶しておらず、
「主治医からは、年齢相当の腎臓の衰えって言われてます。」
と、答えました。

ばーばの体重も聞かれ、そこは正直に57kgと答えました。

結局、食欲もあり、体重も充分あり、嚥下障害も無く、水分補給も可能とのことで、バルトレックス錠を1日2回服用することになりました。

家に帰ってから、慌ててばーばの血液検査の結果を写真に収めました。

結構、クレアチンの値は悪かったですね。

基準値
  • 男性…0.5~1.1mg/dl
  • 女性…0.4~0.8mg/dl
ばーばは1.29mg/dl。

年齢相当かどうかは私には判断できかねますが。


ばーばの顔を見て、うーん、何かどこかで見たことがある気がする。

そうだ、お岩さん(四谷怪談)。

検索すると、やっぱりお岩さんは三叉神経の帯状疱疹だったようですね。

今なら薬で治るのに。

帯状疱疹は疲れやストレスが引き金になるらしいですが、ばーばも疲れ以外にストレスもあったのかなぁ?

ばーばにとってのストレスって、きっと私の存在だろうな。

いつも忙しくしていて、プンプン・イライラしてる娘に世話になるしかないのが、ストレスなんだろうな。

でも、女医さんに言われた言葉が蘇った。

つまり、これほどの高齢者が在宅で介護されていて、一般の皮膚科を受診することはほとんど無いということ。

たいていの超高齢の要介護者は施設にいるのが、現実だということ。

やっぱり、在宅介護ってレアなのかなぁ?

お岩さんになったばーばですが、早目のバルトレックス服用が功を奏し、今以上に広がることはなく、昨日よりも身体の動きも良くなり、症状は落ち着いてます。

参考までに、ばーばの画像。

ご覧になりたくない方はスルーしてくださいね。

ただ、帯状疱疹のこと知ってもらいたくて。

右目の上から頭皮にかけて、こんな状態になってます。

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最初にこれを見た時は、パニクりました。

お岩さんの時代なら、祟りだとか思ったんだろうな。






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