今日のデイの連絡帳に
「自分からトイレに行くことが無くなってきています。時間を決めてトイレ誘導しています。」
「本日、お散歩と喫茶店ツアーに参加予定でしたが、ご本人様が行きたくないとおっしゃったので中止しました。」
と書いてあった。
長年じーじと一緒に通ったデイ。
ずっと働いていらっしゃる職員さんにも、ばーばの衰えが感じ取れるようだ。
何に対しても興味が無い。
何かをやろうとする意欲が全く無い。
何かこちらから働きかけをするべきなのか?
徐々に、しかし確実に衰えは進んでいる。
抗うべきか、受け入れるべきか?
これ、自分にも当てはまりますね。
もう50代と思うか、まだ50代と思うか?
もっと上の世代の方でも、ストイックに身体を鍛えたり、ポジティブに活動している方もいます。
すごいなぁと思う反面、そこまで頑張らなくても、流れに任せて老いていけばいいんじゃないかなぁとも思います。
そう思っている割に、目の下のクマが気になってクリームを塗ったり、白髪が気になり染める回数が増えていたりしてる私。
矛盾してますね~。
ばーばには、一人では放っておけないじーじの世話をするということが、生きる目的であり、生き甲斐だった。
それが失なわれて、早一年。
桜の開花宣言のニュースを見る度、否応なくあの日のことが思い出される。
桜が満開に咲いた頃、あの世へ旅立っていったじーじ。
よくこの一年、ばーばは頑張ったと思う。
きっと、私の何倍も何倍も辛くて悲しかったはず。
もう、抗うことなく、衰えていくばーばを見守ろうと思います。