抗うべきか受け入れるべきか | ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

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娘に迷惑をかけまいと、老老・認認介護で限界まで二人暮らしを頑張った両親。でも、遂に限界突破。仕方なく実家に戻ってきて始めた在宅介護。一人っ子のため否応なくやらざる負えない。
平成27年4月じーじは旅立ちました。令和2年1月末、ばーば特養入所しました。

今日のデイの連絡帳に
「自分からトイレに行くことが無くなってきています。時間を決めてトイレ誘導しています。」
「本日、お散歩と喫茶店ツアーに参加予定でしたが、ご本人様が行きたくないとおっしゃったので中止しました。」
と書いてあった。

長年じーじと一緒に通ったデイ。

ずっと働いていらっしゃる職員さんにも、ばーばの衰えが感じ取れるようだ。

何に対しても興味が無い。

何かをやろうとする意欲が全く無い。

何かこちらから働きかけをするべきなのか?


徐々に、しかし確実に衰えは進んでいる。

抗うべきか、受け入れるべきか?


これ、自分にも当てはまりますね。

もう50代と思うか、まだ50代と思うか?

もっと上の世代の方でも、ストイックに身体を鍛えたり、ポジティブに活動している方もいます。

すごいなぁと思う反面、そこまで頑張らなくても、流れに任せて老いていけばいいんじゃないかなぁとも思います。

そう思っている割に、目の下のクマが気になってクリームを塗ったり、白髪が気になり染める回数が増えていたりしてる私。

矛盾してますね~。


ばーばには、一人では放っておけないじーじの世話をするということが、生きる目的であり、生き甲斐だった。

それが失なわれて、早一年。

桜の開花宣言のニュースを見る度、否応なくあの日のことが思い出される。

桜が満開に咲いた頃、あの世へ旅立っていったじーじ。

よくこの一年、ばーばは頑張ったと思う。

きっと、私の何倍も何倍も辛くて悲しかったはず。


もう、抗うことなく、衰えていくばーばを見守ろうと思います。



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