クリスマスが終わったと思ったら、あっという間にお正月。
毎年のことながら、本当に早いものです。
ようやく昨日で仕事納めの私。
今日は朝から黒豆を煮て、お節料理の準備をしています。
年の瀬だ、新年だ、ってみんなが浮かれ気分の時にこんなこと書きたくないんだけど、
でも、記録として残しておくことが大切だと思い書きますね。
ばーばは、私の「母」であるより、うちの息子たちの「ばーば」であるより、
「女」「メス」という本性が強くなってしまいました。
最近のばーばの独り言は、ほとんどがエッチの実況中継です。
じーじとのエッチの状況を、事細かに大きな独り言で言っています。
実の娘にとって、実の母親の口から、こんな独り言は絶対に聞きたくありません。
特に父親に思い入れが強かった私は、父を侮辱されているように感じてしまいます。
口を塞いでやろうか?と思ったほどです。
「そんなに男とやりたかったら、デイに来ているそこら辺のジジィとやってこい。」
と言おうとして、ふと思いました。
なにも、ばーばはエッチがしたいんじゃなくて、ただ、じーじとの楽しかったことを思い出しているだけなんじゃないか?
今でも残る、じーじの肌の温もりだったり感触を甦らせようとしているだけなんじゃないか?
きっと、私が想像できないくらい寂しいのでしょう。
長年連れ添った「夫」を亡くすということは。
年老いて、理性より本能が増してしまった親。
介護する側は、その醜さを直視しなくてはなりません。
辛いことです。
親を介護することは、自分の行く先を知ることでもあります。
無理かもしれないけど、自分は最期まで理性を失わないで、息子たちのことだけは決して忘れることなく、理性を保ったままで逝きたい。
今年は四月にじーじが亡くなり、ただただ忙しく過ぎ去った一年でした。
来年はもう少しゆとりをもって、ばーばの相手をすることができればいいと思っています。
ばーばの変化は、じーじの「死」を受け入れる過程での反応かもしれません。
なかなか更新できない一年でしたが、本当にありがとうございました。
良いお年をお迎えください。
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