4/6(月)この日はどうしても仕事を休めなかった。
入学式や新学期の行事で休むパート仲間が多く、
子供が巣立った私が出勤する予定になっていた。
じーじは木曜日に高熱を出し、その日に訪看さんに注射を打ってもらい、次の金曜日にかかりつけ医を受診し、点滴を打ってもらっていた。
そのおかげで、土日は熱が上がることも無く、普通に生活していた。
ただ、排便は無かった。
発熱で、ご飯の量も減っているし、仕方ないことだと思っていた。
日曜日の午後から、またじーじの体調がすぐれず、熱が上がることは無かったものの、起き上がれず、日曜日の夜は晩ごはんを食べずに寝てしまった。
そして、4/6月曜日の朝。
やはり、起き上がることができない。
リハパン・パット・下着・ズボンを替えたが、全く自立で起き上がることができない。
月曜日はデイの日。
本当はデイに行かせたかったが、この状態では無理と判断して、デイに電話をかけ、二人とも休む旨を伝える。
水分だけでもと思い、OS1ゼリーを飲ませる。
この時の体温は37.2度。
たぶん、熱が上がるだろうと思い、解熱剤と抗生剤を飲ませる。
訪看さんに電話をして、午前中に来てもらうようお願いする。
そこまで、やれることをやり、自分の仕事に出かける準備をした。
仕事に出かける時間になっても、やはりじーじは寝たまま。
ばーばに
「悪いけど、今日はどうしても休めないから、一日じーじの面倒を見てて。もうちょっとしたら看護婦さんが来てくれるから。」
と言って、忘れないようにメモ書きを渡す。
そして、寝ているじーじに向かって
「どうしていつもいつも、私が忙しい時に限って熱を出すの?もうこれ以上、私の人生の邪魔をしないでくれる?」
そう言い放ち、仕事に出かけた。
11時過ぎ、会社に訪看さんから電話が入った。
朝の段階で
「訪看さんが救急搬送が必要だと判断したら、そのようにしてください。」
と頼んでいた。
そして、
「仕事中は携帯をとることができないので、何かあったら会社に電話して欲しい。」
とも、伝えておいた。
慌てて電話をかわると
「娘さんがとても心配しておられたので、会社の方に電話をかけさせてもらいました。」
「先ほど、主治医の指示で注射の用意をして訪問させていただきましたが、いつものようにダイニングの椅子に座っておられ、お母様に聞いても元気そうだということでした。」
「バイタルも問題無かったので、注射はせずに帰ってきました。」
「ただ、朝、娘さんがとても心配しておられたので、連絡させていただきました。」
とのこと。
昼の休憩時間に一度家に帰ろうかと思っていたが、その調子なら大丈夫だろうと思い、午後も仕事を続けた。
帰りにOS1ゼリーを2本買い、家に帰った。
時間は、午後4時過ぎ。
じーじは、ダイニングにはいなかった。
じじばばの部屋に行くと、いつもの椅子に座っていたが、ばーばが言うには、部屋のこの椅子にたどり着くまで、ものすごく大変だったらしい。
午後になると、調子が悪くなる。
熱は朝とたいして変わらず、37.3度。
でも、ぐったりしている。
手を触ると、熱があるはずなのに冷たい。
また、訪看さんに電話をする。
きっと、この時訪看さんは私のことを「オオカミ少年」だと思ったに違い無い。
「調子が悪い、悪いと言う割に、たいしたことないじゃない。」
と。
続きます
コメントの中で「記録にとどめておくことが大切」とアドバイスいただいたので、詳細を記憶している今、本当はちょっと辛いけど、書き残しておこう、と思っています。
しばらくはコメントに返信はできかねますが、すべて読ませていただいております。
皆さんからのコメントに勇気付けられて、ここまでやってこれました。
本当にありがとうございます。