知恵熱の逆? | ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

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娘に迷惑をかけまいと、老老・認認介護で限界まで二人暮らしを頑張った両親。でも、遂に限界突破。仕方なく実家に戻ってきて始めた在宅介護。一人っ子のため否応なくやらざる負えない。
平成27年4月じーじは旅立ちました。令和2年1月末、ばーば特養入所しました。

昨日は訪看さんがすぐに来てくれ、抗生剤とステロイドの注射を打ってくれたおかげで、

夜は良く寝ていたじーじ。


ただ、頭の位置が下がると舌が気道をふさいでしまう危険があると、訪看さんに言われたので、

布団を折りたたんでその上に枕を置き、寝かせました。


夜中も何度か気になったので見に行ったけど、良く寝ていました。


でも、朝になると体の向き(頭と足の位置)が逆になっっており、

起き上がろうとした形跡が見えました。


朝の時点では、すっかり熱は下がっていて35.9度。


まだぐっすり寝ていたので、じーじはそのままにしておき、

ばーばの朝ごはんの用意をして、デイに出かけさせました。


一人でデイの車に乗り込むばーば。


じーじがいないから不安そうかな?と思いきや、

「じーじをよろしくね。」

と私に言って、なんかいつもより晴々した顔で出かけていきました。


今日は、気を遣う相手もいないし、面倒を見るという役目からも解放されて、

さぞ、おしゃべりに花が咲いていることでしょう。


やっぱり、たまにはばーばにもこういう時間を与えてあげないといけませんね。


四六時中じーじと一緒だと、息が詰まってしまいますもの。



さて、家に残された私とじーじ。


まずじーじを起こして、トイレに連れて行き、リハパンを替え、着替えさせ、

OS1ゼリーとメイバランスのチョコ味を飲ませ、病院へ。


熱が上がっている時は、全く自力で動くことはできないけど、

今朝のように熱が下がっている時は、普段通り動くことができます。


一応、インフルエンザの検査もしたけど、陰性。


また今日も、抗生剤とステロイドの点滴をしてもらいました。


あくまでも対処療法だけど、私はこれでいいと思います。


熱が上がって辛ければ、それを下げて、楽にしてあげる。


それで、十分です。


病院から帰って来てからも調子が良かったので、軟飯と湯豆腐のお昼ご飯を完食し、

お昼寝しているじーじです。


でもまたきっと、午後からは熱が上がってくると思います。



次男はじーじと同じで、すぐに熱を出す子でした。(今もそう)


おしゃべりができるようになると、熱を出す。


歩けるようになると、熱を出す。


いわゆる知恵熱ですね。


小学校に上がってからも、時々発熱は続いたので、熱を出すたび

「おっ、今度は何ができるようになったんだ?分数か?」

なんて、からかっていたことを思い出します。


じーじは、その逆なのかなぁ~。


何かできなくなると、熱を出す。


というよりは、体調を崩して発熱するたびに身体機能が衰え、

できないことが増えていくんだと思います。


今日一日「ばーば」の記憶が、じーじから消えているようです。


全く、ばーばのことを気にしません。


あれほど、後追いしていたばーばがいなくても、平気みたいです。



なんかね、生き物の定めとはわかっていても、「老いる」って辛いことだと思います。







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