何が正解なのか | ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

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娘に迷惑をかけまいと、老老・認認介護で限界まで二人暮らしを頑張った両親。でも、遂に限界突破。仕方なく実家に戻ってきて始めた在宅介護。一人っ子のため否応なくやらざる負えない。
平成27年4月じーじは旅立ちました。令和2年1月末、ばーば特養入所しました。

追記あり


今日の朝日新聞

「認知症薬アリセプト レビー小体型 治療に効果」

という見出しの記事が載っていた。


アリセプトを一日10ミリグラムと少量の抗パーキンソン病薬で、

症状が改善された、レビー小体型認知症患者のことが書かれていた。


アリセプトは、アルツハイマー型認知症よりレビー小体型認知症に効くはずだと、

専門家の間では言われていた、と書いてある。


そして、最後に

「レビー小体型では、抗精神薬を中心に少量の薬剤で効果が出過ぎる患者も多い。」

だから

「専門医に薬の調整をしてもらうことが大事だ。」

と記事は結ばれている。


この記事、最後の部分を読み飛ばして、

「レビーにアリセプト有効、一日10ミリで効く」

なんて短絡的に思った人がいたら、えらいことになると思う。


認知症患者は世の中にものすごくたくさんいて、それぞれに症状が違っていて、

同じ人でも病気の進む段階によって違いが生じるのが当たり前なのに、

十把一絡げのように同じような薬の処方がされる。


家族が患者の様子をよく見て、少しでも薬の副作用が生じれば、

すぐに薬の量を減らしてみることができればいいのだろうが、

みんながみんなそういうわけにはいかない。


現に、うちのばーばが発疹が出た糖尿病の新薬でも、その後、

相次ぐ発疹等の副作用が報告されていたらしい。


そうすると、後発品であるジェネリックの方が安心なのかな?



特養の重度認知症フロアの見学をした時、実はすごく怖かった。


床に毛布で丸まってる人や、ずっとこちらをにらんでる人、

わけのわからない単語を大声でしゃべっている人。


絶対に一般家庭では、この人たちは看れないと思った。



それに比べて、じーじは穏やかでニコニコしてて、私が怒り狂ってベシッと叩いても、

されるがままで申し訳なさそうにしている。


よっぽど、私の方が精神が病んでいるんじゃないかと思う。



認知症の症状も人それぞれ、認知症薬もいろいろある。

接し方も介護の仕方も違って当然。


何が正解なのかは、わからない。



でもね、介護するってやっぱり大変なことだよ。



追記

先ほどある方からメッセージをいただきました。

「コメントに返信できないなら、コメント欄を閉じるべきだ。」

今年に入り、体調の悪さと忙しさからなかなか返信できずにいたのは事実です。

嫌な思いをされた方が他にもいらっしゃるかもしれません。

お詫び申し上げます。

来週には入院・手術の予定なので、今後ますます返信できない事が多くなると思います。

というわけで、しばらくコメント欄は閉じさせていただきます。

今まで貴重なコメントをいただいていた皆様には本当に申し訳ありません。




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