やめる決断ができない | ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

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娘に迷惑をかけまいと、老老・認認介護で限界まで二人暮らしを頑張った両親。でも、遂に限界突破。仕方なく実家に戻ってきて始めた在宅介護。一人っ子のため否応なくやらざる負えない。
平成27年4月じーじは旅立ちました。令和2年1月末、ばーば特養入所しました。

恐ろしく優柔不断な私は、「やめる」という決断ができません。


仕事もそう。


在宅介護もそう。


もっと低レベルなことだと、

「今日は疲れてるし、今からお風呂掃除してお湯はりするのも面倒だな。」

と思っても、

「でも旦那は入りたいだろうし、やっぱ入れるか。」

となり、結局はお風呂の準備もしてしまう。


じーじのリハパンだって、そう。


夜中に気になって目覚め、

「あ~、この時間だともうだいぶ汚れてるだろうな。」

「ちゃんと換えないと、お尻がただれちゃったり、尿路感染とか起こしたら大変だしな~。」


別に、朝まで数時間なんだから、さほどの差はないと思うのだけど、

気になっちゃうと、眠れない。


そして、じーじが寝ていてもパットだけ換えてしまう。


こうやって、次々と自分のやることを自分で増やし、

その結果、キャパを越えできなくなると、イライラし八つ当たりをしてしまう。


何とかならんか、この性格。


性格は何ともできないかもしれないけど、決断するのには、

やっぱりきっかけが必要だと思う。


じーじの「要介護3」の認定結果は、行動を起こすためのきっかけだと思っている。


来週の担当者会議までに、私の気持ち・私の要望・これからどうしたいのかを

よ~く考えてみようと思う。



実は今日、もう一つきっかけになる言葉があった。


いつものように、晩ごはんの準備で、イライラモードでせわしなく動き回る私を見て、

ばーばが言った。


「もう、そんなに私らのために一生懸命やらんでいいよ。」


「私らなんか、老い先短いんだで、なんでもええ。」


「あんたは、あんたのために時間を使わないかんのだわ。」



デイから帰ってきたばかりのばーばは、毎度のことですが、ものすごく頭クリアです。


でもね、ばーばがいつもいつも、私のことを気遣ってくれ、

感謝の言葉を言ってくれるから、もう少し二人のために頑張ろうと思うんだよ。



結局、決断はできないままの私。


でも、一歩を踏み出す前に、とにかくいろいろ、とことん考えてみようと思う。








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