恐ろしく優柔不断な私は、「やめる」という決断ができません。
仕事もそう。
在宅介護もそう。
もっと低レベルなことだと、
「今日は疲れてるし、今からお風呂掃除してお湯はりするのも面倒だな。」
と思っても、
「でも旦那は入りたいだろうし、やっぱ入れるか。」
となり、結局はお風呂の準備もしてしまう。
じーじのリハパンだって、そう。
夜中に気になって目覚め、
「あ~、この時間だともうだいぶ汚れてるだろうな。」
「ちゃんと換えないと、お尻がただれちゃったり、尿路感染とか起こしたら大変だしな~。」
別に、朝まで数時間なんだから、さほどの差はないと思うのだけど、
気になっちゃうと、眠れない。
そして、じーじが寝ていてもパットだけ換えてしまう。
こうやって、次々と自分のやることを自分で増やし、
その結果、キャパを越えできなくなると、イライラし八つ当たりをしてしまう。
何とかならんか、この性格。
性格は何ともできないかもしれないけど、決断するのには、
やっぱりきっかけが必要だと思う。
じーじの「要介護3」の認定結果は、行動を起こすためのきっかけだと思っている。
来週の担当者会議までに、私の気持ち・私の要望・これからどうしたいのかを
よ~く考えてみようと思う。
実は今日、もう一つきっかけになる言葉があった。
いつものように、晩ごはんの準備で、イライラモードでせわしなく動き回る私を見て、
ばーばが言った。
「もう、そんなに私らのために一生懸命やらんでいいよ。」
「私らなんか、老い先短いんだで、なんでもええ。」
「あんたは、あんたのために時間を使わないかんのだわ。」
デイから帰ってきたばかりのばーばは、毎度のことですが、ものすごく頭クリアです。
でもね、ばーばがいつもいつも、私のことを気遣ってくれ、
感謝の言葉を言ってくれるから、もう少し二人のために頑張ろうと思うんだよ。
結局、決断はできないままの私。
でも、一歩を踏み出す前に、とにかくいろいろ、とことん考えてみようと思う。
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