出すことは大切 | ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

娘に迷惑をかけまいと、老老・認認介護で限界まで二人暮らしを頑張った両親。でも、遂に限界突破。仕方なく実家に戻ってきて始めた在宅介護。一人っ子のため否応なくやらざる負えない。
平成27年4月じーじは旅立ちました。令和2年1月末、ばーば特養入所しました。

やっぱり12月は師走ですね。


なんか忙しい。


毎日バタバタ走っている割には、全然片付いていかない。


仕事も家のことも。


しかも、ダイエットのために夜歩いたりしてるもんだから、ますます時間がない。


今週は、じじばばはデイが昨日だけだったので、

週3日も放置の日(日中二人だけで過ごす)でした。


でも、何の問題もない。


トイレを大きく汚すこともない。


昼ご飯を食べずに寝ている日もあったが、まぁ仕方がない。

許容範囲。


何が今までと違うんだろう?


答えは簡単です。


便通が改善され、スムーズにうん○が出ているから。


たったこれだけのことだけど、じーじにとってはこれがすべて。


毎日お通じがある。


下痢でもなく、カチコチのうん○でもない。


それが、すべてをいい方向に導いている。


今までは、「うん○を出すために生きてんのか?」と思うほど、こだわっていた。


とにかく、毎日出さなければ死んでしまう、という強迫観念にかられ、

下剤を何錠も飲んだり、薬局に何度も何度も便秘薬を買いに行ったり。


下剤を飲んで腹が痛いだけなのに、病院に連れていけとわめいたり。


なんか、過ぎ去ってみるとたいしたことないのだけれど、

当時は理解できなかったので、腹が立って腹が立って仕方がなかった。


今は足腰も随分弱り、自分から家の外に出ようとはしない。


庭にも出ない。


徘徊の心配は、もうしなくていい。


頑張ってご飯も食べ、夜も静かに寝てくれる。


私の声掛けには「はぁ~い」と穏やかに返事をしてくれる。


本当に楽になりました。


年明け、じーじは満89歳(数え90歳)になります。


お世話は楽になったけど、お別れする日がひたひたと近づいている気がします。


でも今なら、衰えていくじーじを見守っていくことができそうです。


人間が生き物である以上、食物摂取・排泄は本当に大切なことだと、

じーじを見ていて思いました。


これが自力で行えている間は、まだまだ大丈夫ですね。

まだ歩けていますしね。




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