今日もお向かいの解体工事が行われていたので、見物がてら隣の奥さんとおしゃべりをしていた。
隣の奥さんはずっと同居で、お姑さんが93歳で亡くなられるまで、介護されていた。
元気なおばあちゃんだったが、亡くなる二年くらい前から、寝たきりの状態だった。
今までにも何度も愚痴は聞いていたが、やっぱり嫁姑の仲が、お姑さんが元気な頃から悪かったので、それはそれは大変だったらしい。
でも、ずっと同居で頑張っていらっしゃった。
しかし、相続でもめているとの事。
ご主人には独身の妹さんがいらっしゃって、その方が言うには
「この家は、母が私に残すと言っていた。」
まぁつまり、家がもらえないんだったら、金寄こせって事。
なんにも介護しなかったのにね。
最期の方は、ほとんど長期のショートステイを利用していて、お姑さんは家にはいなかった。
そこにつけ込み、
「同居の嫁がいるのに、無駄に介護にお金を使ったせいで、私の相続分が減った。」
と文句を言われたそうだ。
なんなんだろうね。
嫁というだけで、望まぬ介護を強いられ、相続金は全くもらえないのに、実子から文句を言われる。
私はこういった話を聞くと、つくづく一人っ子で良かったと思う。
一人っ子は完全にギブアンドテイクの関係ですから。
逃れる事はできないけど。
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