壊れた電子レンジに思うこと | ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

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娘に迷惑をかけまいと、老老・認認介護で限界まで二人暮らしを頑張った両親。でも、遂に限界突破。仕方なく実家に戻ってきて始めた在宅介護。一人っ子のため否応なくやらざる負えない。
平成27年4月じーじは旅立ちました。令和2年1月末、ばーば特養入所しました。

今年銀婚式の私たち夫婦。

結婚以来使っていた電子レンジが、ついに壊れてしまった。

あたため途中に止まってしまう事がたびたびあったのだが、昨日は火花が出て中のおかずが真っ黒になってしまった。

25年も使ったのだから無理もない。

我が家の電化製品の中で、唯一買い替えていなかった物だ。

昔の人は物を大事にすると言われているが、うちの両親は、ただただ物をとっておく人だった。

実家を解体する際、リサイクル料を払わなければならない電化製品が山ほどあった。

テレビが12台。洗濯機が3台。冷蔵庫は5台。他の電化製品もいっぱい。
壊れた物も、何かの為にと全部とってあった。

家の解体までの短期間で実家を片付けなければならなかったので、容赦無く捨てていった。

それが良かったんだと思う。

今の家にも、まだ古い物は結構ある。
でも、味わいのあるものだけだ。

その中でも、私のお気に入りはこれ。
photo:01



なんとまだ使える足踏みミシンだ。

老朽化して使えなくなった物は、捨てればいいけど、人間は老朽化したからといっても、捨てる訳にはいかないもんね。

せめて大事にしたい、と思われる年寄りになりたいなぁと思う。


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