まずは女性のご利用者様、ばーばから。実の娘という事もあり、ハダカで一緒に入ります。
たぷんたぷんの身体を、お肉を持ち上げながら全身洗ってあげます。
まだ補助があれば立ち上がれるので、助かります。
髪と顔もキレイに洗った後、湯船に入ります。
問題はこの後。
ゆっくりあったまって、「さぁ出るよ」と声かけしたものの、なかなか立ち上がれない。
仕方なく一緒に湯船に入り、ばーばのオマタに膝を入れ抱え込むようにし、湯船横にぴったり付けたシャワーチェアにお尻半分を乗せる。
ずりずりっともう半分のお尻もチェアに乗ったところで、足を出し、身体を拭く。
この時点で私の疲労度マックス。
ばーばには自分でテキトーに着替えをしてもらい、次の男性利用者様じーじに入ってもらいます。
こちらはオシモに問題ありなので、要注意。
ただ、足腰がまだしっかりしてるので、立ち上がり等は手すりを持てば自力で大丈夫。
脱がしたばかりのリハパンとビニール手袋、新聞紙を用意し、ブツの処理準備はOK。
ありがたいことに、今日はブツもらしはなく、お尻もキレイでした。
でも、ばーばと違い、痩せ細った身体を洗っていると、なんかこみ上げてくるものが。
こんなに老いて弱っている父親に、怒鳴ったり、切れたりしている私は、いったい何なんだ、と自己嫌悪に陥ってしまいます。
こうして貴重なお休みの土曜日は、身体の疲労と精神の疲弊で過ぎてゆくのでした。
こんな私にぽちっと応援を。