アプリのメッセージ機能から早々にLINEに移行した為お互いプロフィールやステイタスが曖昧な中での会話。


「おいくつでしたっけ?」


「僕は今35歳で、今年36になる年です。失礼ですがさくらこさんは?」


「えっと…38です」


その瞬間、お相手の顔が一瞬で曇りました。

分かりやすっ!


「3つ離れていたんですね…」


「年上だと厳しいですか?」


「…40過ぎだと出産の事など考えると正直躊躇してしまいますが…30代でしたらギリギリ…」


もう無理しなくていいよ笑い泣き思い切り躊躇してるのが態度に出てるよ…


と思いながらも明るく

「じゃあギリオッケーって事ですね♬」


と内心投げやり状態でした。


その時点で喫茶店に入ってから1時間程経過し、飲み物もお互い飲み終えたので会計して解散かなと思っていたのですが、彼から意外な一言が。


「もう一杯ずつおかわりしません?」


あら、もう少しなし判定であろう年上の相手してくれるのね。


「そうですね、体冷えちゃったのでホットにしようかな」


彼はホットコーヒー、私はホットレモンティーを注文。


聞くと夜勤明けで一睡もしないまま私と今会っていると。

私も一睡もしないまま元彼の家から来ました!とは口が裂けても言えず、お互い寝不足状態で会っている事が判明。


その後は彼から私の出身大学、家族構成など踏み入った質問をされ面接の様で少し嫌でした。


2杯目も空になった所でGWで混み合っていた為店員さんに退店を促されお会計。


財布は出したものの彼がご馳走してくれました。


さて!解散!帰って寝よう!!


と思った矢先、彼からまた意外な提案がありすぐには帰れなくなります。

つづく