昨日は悪魔の話しでしたが

今日は天使のお話。

 

近所にお気に入りのカフェがありまして

休みの日には入り浸ります。

 

コスパが良くて、フリーワイファイあるし

静かで居心地がいいんですよ。

 

店員さんも感じがいいんです。

 

先日いた店員さんは二十歳くらいの女の子。

常連さんらしきおっさんがしきりに

カウンター越しに話しかけていました。

静かな店内なので気になる。

スケベジジイめ、勘弁してくれや。

 

このお店は暇そうな中高年とか、

打ち合わせの人とか割と年齢層が高くて、

その中にはこの

壇蜜似の女の子のファンがいるんだろうな。

 

そのおっさん、壇蜜に本をプレゼントしてる。

「恋愛小説好きみたいだから。この話は主人公が

事故に会って彼女があーでこーで」

何冊か渡して熱く語ってたわ。

 

くっさー。

恋愛小説とかきもいわ。

と正直思ってしまったのだけれど

壇蜜ときたら

 

「えっ!?こんなにホントにいいんですか?

これ、読みたかったんです!

嬉しい!!

 

 

 

天使か・・・

 

天使か!

 

天使か!

 

 

おっさん、ご満悦で

「別にいいんだよ。ほかに読みたいの

あったら言ってよ。」とかかっこつけてた。

 

もうきついわ。聞いてられん。

帰ろうかなと思ってたら、

おっさんが帰ろうとしてるので安堵。

 

帰り際に壇蜜のダメ押し。

 

「ありがとうございます。

また、お話聞かせてくださいね!

 

 

 

プロか!

 

プロの天使か!

 

びっくりしたわ。

指名料とか貰ってないよね?

そんなこと思っちゃう私の中には

悪魔がいるのか。

 

私の目には、スケベジジイと

困ってる子猫ちゃんに映ってて

勝手にわさわさしてたけど

この壇蜜はおっさんたちの

スケベ心など包み込んでしまう

くらいの高レベルの天使なのかしら。

 

それとも、ただよくある

日常の微笑ましい風景だったのか。

 

この後、天使は

お客さんの注文を取り違えたり

サラダにドレッシングつけ忘れたり

おちゃめなドジっ子っぷりを発揮してたけど

みんな、「いいよいいよ大丈夫。」

ってニコニコしてる。

 

後から、交代の男子店員がやってきて

「忙しかったの?大丈夫だった?」

って気遣われてた。

 

お前も惚れてんな。

 

 

 

この日も長居させてもらったわ。

これほど店員を観察してしまった

自分が怖いわ。

 

楽しい時間ありがとう天使。