知り合いに、好きなことやってて、楽しそうで

優しそうで、幸せそうな男がいる。

 

ちょっと羨ましい。

 

私にないものを彼が持っているように見えたけど、

もしかしてそうじゃなくて

 

彼にないものを私が持っているのかもしれない

 

彼はただ自然に生きているだけで

私もただ自然に生きているのだけど

余計なものを持っている

 

そんな考えがふと湧いてきた。

 

彼が実際、幸せなのかはわからないけど

私が彼を羨ましく思ったところから

私の中があぶり出されていく。

 

余計なものってなんだろう。

 

それを捨てれば、手放せば

彼みたいに幸せになれるの

私は何を持っているの?

 

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最近、なんだかふと昔聴いてた曲が聴きたくなって。

中学生の頃、米米CLUBが好きでね。

ボーカルの石井さんが大好きだったのです。

これ言うの結構、恥ずかしい。

私が好きだったのはブレイクする前まで

細かく言うと1989年くらいまでだったと思う。

怪しい魅力があったのだよね。その頃。

動画サイトで昔のライブシーンなんかを見入って。

今見ても、こころが揺さぶられるのね。

10代のころの感性は消えないんだね。

 

なんで好きかなんてその時は思わなかったけど

今、客観的に見て何に魅かれていたのかわかった。

 

闇でした。

 

正確には、私にはそう映ってた。

私の心を反映して見させられていたのかも。

私の闇が。

 

闇、

光と一緒にいるもの。

そのコントラストで

艶になって

艶やかになる。

甘美なものになる。

 

中学生ながら

垣間見てたんだな。

エロス、のようなもの。

 

そっとしまっておいた私の闇は

余計なものだろうか。

 

今でも私を小さくときめかす。

 

捨てようか。

 

それとも溶けるまで舐めておくか。

 

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