何だか面白そうと思って、図書館から借りてきた。本

著者は青木ノボルさん~

見えないイクオールいないではない!
菌=ばい菌=悪い汚いヤツ、というのは過去の常識。
更に菌は腸内のみならず皮膚にも住み着いていることを知って欲しい。
周知となった腸内細菌における善玉菌と悪玉菌の理論は、
そのまま人体表面の皮膚菌にも当てはまり、
常在菌との共存こそが健康で快い生活の鍵である。
本書は”菌”を身中に置いて生活スタイルを見直し、
善玉常在菌を育てよう。
免疫アレルギーもその観点から考え直そうと提案する!!

抜粋ばかりだが・・・はじめに から~ブーケ1

「人は一人では生きていけない」と言われる。
社会で生きていくには、まず、両親、兄弟姉妹、親族、近所のヒト、
職場のヒトのお世話になる。
あるいは・・・等々、自分以外の人が周りにいてくれるから
自分が生きていけるはずなのだが、
普段は周囲の人の事などあまり考えず、自分一人で生きていると思っている。
 
ところがもし、他人にお世話になっていないとしても、自分一人では生きてはいけない。
母の胎内から出た瞬間から、死ぬまで決して離れない奴がいる。
いくら嫌だと言っても離れない。
離れるときはあなたの葬儀が終わって火葬場に運ばれて、
煙突から出た時、あなたの魂と共に天に召される。

その名は「常在菌」。
いかにもあなたがキレイ好きで、お風呂でゴシゴシ洗っても「菌」
はあなたと共に生きている。
離れずに生きている。
皮膚にも腸内にも、身体中にごマントいる。

「菌」と聞くと、「人間にとって悪さをする奴」と思ってしまいがちだが
決死って悪い奴ばかりではない。
いい奴がいっぱいいる。
邪魔者どころか、誰よりも心強い見方になってくれるヤツもいる。

そして人と人との関係も、「菌」のやり取りから始まると言っても過言ではない。
特に男女の親密度は「菌」のやり取りで決まる。
ほのかな恋心を抱いた二人はまず喫茶店のテーブルに向かい合ってお話をする。
このときお互いの口から微細な唾液の粒子とともに口の中の常在菌が飛び出し、
l呼吸と共に吸い込まれる。
鼻からは、いきと共に鼻腔に常在しているブドウ球菌が飛びだし、
お互いがそれを吸い込む。

握手をして再会を約束する。
その手には手のひらの表面に常在するブドウ球菌がついている。
二人の親密度が増すと、抱擁、口づけと進む。
おデコとオデコをくっつけたり、頬と頬をすり寄せるのは、
お互いの表皮ブドウ球菌とアクネ菌の交換。
くちづけは口腔常在菌であるミュータンス菌の交換である。

そして、とうとう二人が結ばれると、性器の常在菌の交換がされる。
やがて、二人は同じ部屋で過ごすことが多くなり、
気心が知れると、「オナラ」も平気になってくる。
オナラはガス体だけではない。腸内細菌が一緒に出ていき、
部屋に充満する。
同じ部屋の空気を吸うことによって、彼の腸内細菌は彼女に、
彼女の腸内細菌は彼に取り込まれ、
腸内細菌交換が完了する。
そうなると、もう二人は「他人」ではない、名実ともにすばらしいカップルとなる。

二人は、お互いのいない人生など考えられなくなる。
「あうん」の呼吸で全て通じ合うようになる。
「ベストカップル」の誕生は「菌」のやりとりから始まることが、おわかりいただけるだろう。

また菌は、視覚でとらえられなくとも、人の存在を物語るものである。
誰もいないハズの部屋に入ったとき、ちょっと前までそこに誰かいたという、
人の気配を感じ取ることができる。
それは、ヒトから離れた皮膚のカケラと皮膚常在菌が、空中を漂っていて、
呼吸により鼻の粘膜を刺激するからだ。
人は自分の臭いはわからないが、他人の臭いは敏感に感じ取ることができる。

こうした感覚は、人が皆、常在菌を保有している事実ゆえに生じる。
人の常在菌は「体表」だけでなく「体内」にもあり、
人が快適に健康に生活できるよう、日夜努力してくれている。
。。。
あなたの健康と美容を支える基本は、他ならぬ、あなたと共に生きている
「常在菌」だということをしっていただきたい。


という、抜粋ばかりだが、~常在菌は、最も安心できる人類の友~
と話す作者のあとがきにもあるように、
私を毎日健康に生かしてくれている常在菌を、思いやりながら
日々生活していくと、快適な毎日がおくれるんだろうと・・・

考えたこともなかった、常在菌について、面白く、興味深く知りました。
ありがとう!常在菌 これからもよろしくおねがいしますラブラブ