ゆらゆら帝国あー久々聴いたら浮遊感が心地いいゆらゆら帝国よく聴いたなぁ。仕事帰りの電車。電車嫌いだけど音楽聴いて窓側。無敵なライブハウスみたいだよね。ビール片手に公園でゆらゆら帝国。いーな。イヤホン外したくない。このままライブハウスでいたいな。
虹のかかるあのばしょまで母が家をでたのはまだまだ小さいときだった。外国人の母は色が白くとても儚げな人。大きな瞳はいつもウルウルで憂いに満ちていた。母のいない寂しさを私は妄想でごまかしていた。ごまかすうちにだんだん常に妄想の中に生きていた。見えない友達が沢山出来たしお人形遊びが得意だった。絵を描かせるとチラシが黒くうまるくらい描き続けていた。落書き帳は、2日で使い果たした。心配した父はカウンセリングに通わせた。しかしカウンセリングの先生も入り込めないそんな子供だった。父子家庭は、大変だった。祖母が田舎から出てきて一緒に暮らし出した。大好きだったシワシワの手が。野菜も畑で育てたし、お裁縫だって教えてくれた。外国人の容姿で日本語しか話せない変わり者のわたしはいじめられたりもした。机にネズミを入れられたり頭から泥水を浴びたりもした。そんなとき、私はシンデレラなの。とまた、妄想の世界へ身を投じるの。夏休みに描いた絵が表彰された。父はリビングにその絵を飾った。そして私を絵画教室へ通わせてくれたが、どうにも決められたデッサンや絵が上手く出来ない。父に話したらすぐにやめてイイといわれ、部屋の壁紙を真っ白に張り替え好きなように絵を描かせてくれた。虹の絵を描いた。父と、祖母の亡くなった日に見た綺麗な虹の絵を描いた。
雨音外に出れば足元がぬかるんで靴から水がしみ込んで足が気もちわるくなるだけどカフェオレをつくってソファで寝ころんで聞えてくる雨音は何てやさしいの色んな音ザ~ザ~シトシトぽとぽとぴちゃぴちゃうん。心地いい