1960年代に起きたブルーボーイ事件を描いた「ブルーボーイ事件」を鑑賞映画

1965年、オリンピック景気が過熱する東京で、街に立つセックスワーカーたちを警察が厳しく取り締まる。そんな折、性別適合手術を受けたブルーボーイと呼ばれる人々の扱いに警察は頭を悩ませていた。彼らに性別適合手術を行っていた医師の赤城(山中崇)が逮捕され、裁判にかけられるのと同じころ、赤城からかつて性別適合手術を受け、東京の喫茶店で働くサチ(中川未悠)が、恋人の若村(前原滉)にプロポーズされる。(シネマトゥデイより)

 

1960年代に起きたブルーボーイ事件を描いた人間ドラマ。

高度経済成長期の日本、売春の取り締まりが強化される中、性別適合手術を受けたブルーボーイと呼ばれる人たちの戸籍が男性という理由で取り締まりができずにいた検察が手術をした医師を逮捕し、手術の是非を問う裁判が行われることになるというお話。

実話がベースのお話で、今でこそLGBTQは認知も理解もされるようになってきたけど、60年前の日本は未熟だったってこと・・正直、女性になりたい、男性になりたいという気持ちはわからないけど、誰でも自分らしく生きられる世の中になって欲しいと思うし、寄り添える人でありたいと思う。考えるきっかけになる作品。