アイスランド映画「突然、君がいなくなって」を鑑賞
アイスランドのレイキャビクにある美大に通うウナ(エリン・ハル)には恋人のディッディがいたが、彼には遠距離恋愛中の長年の恋人クララがいた。ある日クララと別れ話をするために家を出たディッディが事故に遭い、そのまま亡くなってしまう。最愛の人を亡くし、誰にも真実を告げることができず悲しみに暮れるウナの前に、ディッディと彼女の関係を知らずにいたクララが現れる。(シネマトゥデイより)
恋人を突然失いながらも、その悲しみを誰にも打ち明けられないまま苦悩する女性を描く人間ドラマ。
誰にも知られていない関係を明らかにするため、遠距離恋愛中の恋人に別れを告げに行った最愛の男性が、事故に見舞われ帰らぬ人となるが、別れを告げに行った恋人が彼女として悲しんでいる姿を目にすることになるという物語。
よくある喪失と再生の物語ということなんだろうけれど、関係を公表していなかった今の彼女の前で堂々と悲しんでいる長年付き合ってきた地元の彼女が、私だったらどう振る舞えるのか考えさせられた。
愛した人を失った気持ちは同じってことなのかもしれないけど・・なんか釈然としない感情もありつつ、これで良かったってことなんだと自分を納得させたりして・・