フランソワ・オゾン監督最新作「秋が来るとき」を鑑賞
パリを離れて自然豊かなブルゴーニュで一人暮らしをしている80歳のミシェル(エレーヌ・ヴァンサン)は、娘と孫が秋の休暇を過ごすために訪れることを楽しみにしていた。しかし、ミシェルが二人のために振る舞ったきのこ料理をきっかけに、それぞれの過去が浮き彫りになる。(シネマトゥデイより)
フランソワ・オゾン監督自身の少年時代の思い出に着想を得て秘密を抱えながらブルゴーニュで暮らす女性を描いたヒューマンドラマ。
田舎で一人暮らしをする80歳のミシェルの元に休暇を過ごすために娘が孫を連れてやってくるが、ミシェルの作ったきのこ料理を食べた娘が食中毒で救急車で運ばれ、そのままパリに戻ってしまう・・娘が母を憎む理由とは??ミシェルが抱える秘密が明らかになっていく・・という物語。
今回、フランソワ・オゾン監督作というだけで前情報なしで見に行ったけど、冒頭のシーンで牧師がマグダラのマリアの話をしていることがこれからの展開を物語っていたってことか・・
実年齢45歳のリュディヴィーヌ・サニエが娘役だから、役柄としては40代後半で自分にも子供がいて、夫とうまくいっていないにしてもそこまで80歳の母親を憎み続けなければいけなかったのかな・・母と娘の関係って中々難しい。
人生の終盤のことを秋と表現してるんだろうど、ブルゴーニュの秋が素敵すぎる。