ヒトラーの広報担当ヨーゼフ・ゲッベルスの半生を描いたドラマ「ゲッベルス ヒトラーをプロデュースした男」を鑑賞映画

1933年にナチスの宣伝大臣に任命されたヨーゼフ・ゲッベルスは、ナチスの平和路線をアピールするが、ユダヤ人殲滅と他国への侵略を進めるアドルフ・ヒトラーの怒りを買う。ヒトラーからの信頼を失い、愛人との関係も断ち切られたゲッベルスは、自身の失地回復を遂げるためにも、ヒトラーが望む反ユダヤ映画の製作や大衆を熱狂させる演説、さらに戦勝パレードなどを次々と企画する。ヒトラーの信頼を取り戻し、国民を熱狂に巻き込んだことで戦争とユダヤ人弾圧は激化していく。(シネマトゥデイより)

 

ナチス政権下のドイツでナチスをプロデュースすることで力を得ていたヨーゼフ・ゲッベルスの半生を描いたドラマ。

戦争やホロコーストを正当化するプロパガンダを仕掛けた男、ヨーゼフ・ゲッベルスがユダヤ人絶滅とドイツ勢力の拡大を目指すヒトラーからの信頼を得ようとする姿を描いた作品。

加害者側を描いたという表現をしていたけれど、戦争を始める理由もユダヤ人を殲滅していい理由なんてないんだけどね。。

大量虐殺が正しいわけがないという気持で見ていたからか、ところどころに実際の映像が差し込まれるのが胸を締め付けるからか、ゲッベルスを演じたロベルト・シュタットローバーが生理的に受け付けないからか、最後まで感情を逆撫でされる作品だった。