『第三夫人と髪飾り』のアッシュ・メイフェア監督最新作「その花は夜に咲く」を鑑賞映画

1998年のサイゴン。自らが望まぬ性に生まれたサン(チャン・クアン)はナイトクラブで歌手として働きながら、恋人でボクサーのナム(ヴォー・ディエン・ザー・フイ)と暮らしていた。ある日、街の影の権力者であるミスター・ヴーン(井上肇)がサンの勤めるナイトクラブを訪れ、ステージで歌う彼女に魅了される。手術費用のためにサンがヴーンと何度も会う一方で、ナムはより多く稼げる闇の地下格闘技に参加するようになっていく。(シネマトゥデイより)

 

1998年のサイゴン、トランスジェンダーの歌手とボクサーの愛の軌跡を描いたラブストーリー。

ナイトクラブで歌手として働きながら、性転換手術のための費用を貯め、いつか女性の体になろうとしているサンのためにボクサーのナムは地下格闘技に出ることを決意する・・というお話。

週末の映画鑑賞スケジュールとして見に行った1本だけど、たまたま初日舞台挨拶があって、アッシュ・メイフェア監督と謎のフィクサーミスター・ヴーン役の井上肇さんが登壇されて、自身がLGBTQである俳優が主演を務めた初めてのベトナム作品であること、ベトナムでの公開がまだ決まっていないこと、完成までに7年かかったことなどをお話されて、パンフレットにもサインをいただいて、すごくありがたかった。

撮影当時19歳だったという主演のチャン・クアンが美しくて切なかった・・

前作もそうだけどベトナム映画というよりアッシュ監督の空気感、すごく好き。