兄弟デュオ「ドニー&ジョー・エマーソン」の物語「ドリーミン・ワイルド 名もなき家族のうた」を鑑賞
1979年、アメリカ・ワシントン州の田舎町。10代の若者、ドニー(ノア・ジュープ)は兄のジョーとデュオを結成し、父が息子たちのために建てたスタジオで音楽アルバム「ドリーミン・ワイルド」をレコーディングする。情熱を注ぎ込んで制作したアルバムだったが、世間からは評価されなかった。約30年後、さえない日々を過ごしていたドニー(ケイシー・アフレック)は、コレクターにより発見された同アルバムが埋もれた傑作として再評価されていることを知る。30年前に作ったアルバムがようやく日の目を浴びたと家族が喜ぶ一方で、ドニーは割り切れない思いを抱えていた。(シネマトゥデイより)
全く存じ上げないのだが、兄弟デュオ「ドニー&ジョー・エマーソン」が自主制作したアルバムが30年後に脚光を浴びることになるという実話がベースの人間ドラマ。
音楽の才能に恵まれた10代のドニーが家族の支援を受けアルバムを制作したものの、全く売れず、30年後には細々と音楽を続けていた彼の元に30年前のアルバムを偶然手にしたコレクターから火がつき、話題になっていると連絡が入る・・という物語。
SNSで拡散が当たり前の時代になったからの再燃ってことなんだけど、正直全く知らない人たちのお話で、ケイシー・アフレックがすごくいいんだけど、彼が出演してなかったら劇場公開もなく、埋もれてただろう地味な作品。
才能のある人は世の中に出ていくってことなのよ。