北欧ホラー「アンデッド/愛しき者の不在」を鑑賞
ノルウェーのオスロ。息子を亡くしたアナ(レナーテ・レインスヴェ)と彼女の父・マーラー(ビヨーン・スンクェスト)を深い悲しみが包む中、墓地で物音を聞いたマーラーは墓を掘り起こし、埋葬されていた孫の遺体を家に連れて帰る。死んだはずのわが子はまばたきや呼吸はするものの、しゃべることはできなかった。アナは人里離れた山荘に親子で隠れ住むが、思いも寄らぬ訪問者が山荘に現れる。同じころ、別の家族も不思議な現象に遭遇していた。(シネマトゥデイより)
『ぼくのエリ 200歳の少女』の原作者ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストの小説を映画化した作品。
息子を亡くした母と祖父、妻を亡くした男、パートナーを亡くした老女、3組の家族にある日なくなったはずの愛する人が現れるという、ホラー。
愛する人との別れは辛いけど、人ではなくなった元家族を目にするのはもっと辛いのでは?喪失から立ち直るにはこれくらいショックなことがある方がいいのかな?
アンデッドの死亡時期によって腐敗の進み方とか、紫斑があったりとか表現がリアルで、火葬してしまう日本ではこういう物語は生まれないだろうなぁ・・私が見れるくらいだからそこまでではないのだけど北欧の森には行きたくなくなる感じ。
でもって他のアンデッドはどうなったのか・・何が原因なのかは究明されず、ちょっと消化不良。