フランス映画「不思議の国のシドニ」を鑑賞
フランス人の作家シドニ(イザベル・ユペール)は、日本の出版社に招かれ、未知の国である日本に降り立つ。不安を覚えながらも寡黙な編集者・溝口(伊原剛志)に案内され京都、奈良、直島を旅しながら、さまざまな読者と対話する彼女の前に、亡くなった夫アントワーヌ(アウグスト・ディール)の幽霊が現れる。(シネマトゥデイより)
イザベル・ユペール主演の人間ドラマ。
デビュー小説が日本で再販されることになり日本に招聘されたフランス人作家が、ファンや編集者との出会いの中で新たな一歩を踏み出すという物語。ちょっとホン・サンスっぽいというか不思議な感覚に包まれる作品だった。
伊原剛志が学生の頃にフランスにいたことがあるという編集者役でイザベル・ユペールをエスコートしていくのだけど、同性だからではなく幼児体型のイザベル・ユペールにはエロティシズムを感じない私には最後のラブシーンが取ってつけたようで違和感。しかも静止画で急にボラギノールのCMみたいな感じになって、これってコメディだっけ?って感じ・・
伊原剛志も大女優相手に手こずってしまったのか?
作品の中に登場する観光地に人がいなさすぎで観光客で溢れかえるオーバーツリズムの今の日本だったらシドニは変わることができたんだろうか・・