第96回アカデミー賞で長編アニメーション賞にノミネートされたスペイン・フランス合作「ロボット・ドリームス」を鑑賞
1980年代のニューヨーク。マンハッタンで暮らすドッグは孤独を感じ、友人となるロボットを自ら作り上げる。自作のロボットとドッグが友情を深めていく中で季節は移ろい、やがて夏がやって来る。ドッグとロボットは海水浴に出かけるが、ロボットがさびついて動けなくなってしまう。(シネマトゥデイより)
サラ・ヴァロンのグラフィックノベルが原作のアニメーション。
1980年代のニューヨーク、孤独なドッグがテレビショッピングで見たロボットを購入、自分の手で組み立てたロボットと絆を深めていくが、海水浴に行き故障したロボットが動かなくなり、重くて運ぶことができずに一旦家に戻り、翌日道具を持って海に行くとに、海水浴の季節が終わり、海辺は立ち入り禁止になっていた・・という切ないお話。
セリフやナレーションもないのに、ものすごくわかりやすくて、喪失と再生って割とよくあるテーマだし、擬人化された動物のお話って割と苦手なはずなのに敬遠せずに見て良かったと思える作品だった。