フランス映画「動物界」を鑑賞
徐々に体が動物へと変異し凶暴化するという原因不明の感染病が拡大する近未来。動物に変異した者たちは施設に隔離され、フランソワ(ロマン・デュリス)の妻ラナも変異して施設に送られることになるが、移送中に事故が起きてラナは逃げ出してしまう。フランソワは16歳の息子エミールと共にラナの行方を捜すが、エミールの体にも動物化の兆しが現れる。(シネマトゥデイより)
人間がさまざまな動物に変異する奇病が発生した近未来が舞台のスリラー。
動物に変異した妻が南フランスの施設送られることになったが、事故で移送されていた動物に変異した者たちが姿を消し、姿を消した妻を探す父と息子の物語。
スリラーだけど、人間愛というのか、動物愛というのか、いろんなことを考えさせられる作品だった。
なんだかんだ人間が一番恐ろしいんだけどね・・
動物に変異した母への愛とか動物に変わっていく友人との交流とか動物に変異していく自分との葛藤とか・・ロマン・デュリスはあまり好きじゃないんだけど『Winter boy』でも繊細な17歳を演じていたポール・キルシェの繊細さがいい。