五十嵐大のノンフィクションの映画化「ぼくが生きてる、ふたつの世界」を鑑賞映画

宮城県の小さな港町で生まれた五十嵐大(吉沢亮)。両親の陽介と明子が聴覚障がい者であることから、大は二人の「通訳」をすることが当たり前と考えていたが、成長するに従って周囲から向けられる目に戸惑いといら立ちを覚える。気丈な母親に対しても疎ましさを感じ、冷たい態度を取るようになった大は、20歳になると逃げるように東京へ出ていく。数年後、帰郷した大は、母への気持ちの変化に気づく。(シネマトゥデイより)

 

五十嵐大のノンフィクション「ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと」を実写化した作品。

聴こえない両親の代わりに通訳として育ったわけではなく、小学校の友達の心ない言葉がきっかけで、親と距離を置くようになるというお話。

聴こえない両親の元に生まれた聞こえる子どものことをコーダというのはフランス映画『エール!』のハリウッド版リメイク『Coda コーダ あいのうた』で知った単語だけれど、本作は実話で、美談ではないところがリアルで胸にせまる作品。

親の大切さって歳を重ねないとわからないのよ。

でもって吉沢亮って30歳なのに中学生に違和感ないってすごい。