東直子氏の小説を実の娘である東かほり監督が映画化した「とりつくしま」を鑑賞
人生を終えた人々の前に現れる「とりつくしま係」(小泉今日子)が、この世に未練がある場合には何かモノになって戻ることができると語りかける。夫の愛用のマグカップになることを決めた妻や、いつも遊んでいた大好きなジャングルジムになった男児、野球の試合で使うロージンになってピッチャーの息子を見守る母など、死んだ後にモノとなって大切な人の近くで過ごす人々の物語が描かれる。(シネマトゥデイより)
死んだ後、大切な人のそばで過ごせるモノになるというファンタジー。
あなたは亡くなりましたが、この世に未練があるようなので大切な人のそばにあるモノになってそばにいることができますという案内をされる・・道具や物などに宿る付喪神はよく小説に出てくるけど、この作品は大切な人そばにいたくて、モノになって見守るというお話。
面白かったけど生き返って人生やり直すわけではないけれどこの感じ『ブラッシュアップライフ』っぽくて目新しさはないけど、母親の小説を映画化するなんて、なんて親孝行。
私だったらを考えたけど、旦那はモノに執着しないから何かにとりついたとしてもすぐに捨てられそう・・