ロシア、フランス映画「チャイコフスキーの妻」を鑑賞
1877年、地方貴族出身のアントニーナ・ミリューコヴァ(アリョーナ・ミハイロヴァ)は、以前から一方的に思いを寄せていた作曲家ピョートル・チャイコフスキー(オジン・ルンド・バイロン)への恋文をしたためる。最初は全く相手にしなかったチャイコフスキーだが、やがて彼女からの熱烈な求愛を受け入れ、二人はモスクワで結婚式を挙げる。しかしもともと気難しく、女性への愛情を抱いたことがないチャイコフスキーとの共同生活はすぐに終わりを迎える。(シネマトゥデイより)
19世紀ロシアの作曲家、ピョートル・チャイコフスキーと妻アントニーナを描いた伝記ドラマ。
同性愛者だったチャイコフスキーは世間の目を欺くため彼に恋していたアントニーナと結婚したものの、アントニーナの妄信的な愛情が疎ましくなったチャイコフスキーは精神的に追い詰められ、わずか数週間で結婚生活は破綻する・・といいうお話。
ウィキによると共同生活は6週間で、チャイコフスキーはモスクワ川で自殺を試みているほど追い詰められていたということらしい・・
映画ではチャイコフスキーの方が自分勝手で、妻という肩書きに縋りついた悲しい女の物語に思えてしまうから世紀の悪妻というならもっと悪妻に描いてもよかったような・・