世界40カ国で翻訳されたベストセラー小説の映像化「ある一生」を鑑賞カチンコ

1900年ごろのオーストリア・アルプス。渓谷に住む遠い親戚の農場へとやって来た身寄りのない少年アンドレアス・エッガーの心の支えは、高齢の女性アーンルだけだった。彼女が亡くなり、農場を出た彼は日雇い労働者として生計を立て、その後ロープウエーの建設作業員となり、マリーという女性と出会って山奥の小屋で結婚生活を送る。やがて第2次世界大戦が始まり、召集されたエッガーはソ連軍の捕虜となり、何年もの後、ようやく渓谷へと戻って来る。(シネマトゥデイより)

 

未読だけれど、ローベルト・ゼーターラーのベストセラー小説の映像化。

20世紀のアルプス、母が亡くなり、遠い親類の家に引き取られた孤独な少年がたどる過酷な運命を描いたヒューマンドラマ。

不幸な生い立ちの男の一生には幸せな日々もあった・・淡々と歩くエッガーの姿を通して近代化が進んでいくアルプスの歴史を見ているような感じ。

地味な作品だけど、面白かった。寝落ちしなかったくらい私には刺さった作品。

原作も読んでみなくては・・