アカデミー賞作品賞候補にもなった「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」を鑑賞映画

1970年冬、アメリカ・ボストン近郊にある全寮制のバートン校。生徒や教師たちがクリスマス休暇を家族と過ごす中、嫌われ者の堅物教師ポール・ハナム(ポール・ジアマッティ)は複雑な家庭環境のアンガス・タリー(ドミニク・セッサ)をはじめとする家に帰れない生徒たちの子守役を任される。一方、食堂の料理長メアリー・ラム(ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ)は一人息子をベトナム戦争で亡くし、かつて息子と過ごした学校で年を越そうとしていた。それぞれに孤独を抱える3人は、2週間の休暇を過ごす中で反発し合いながらも徐々に心を通わせていく。(シネマトゥデイより)

 

『サイドウェイ』のアレクサンダー・ペイン監督の最新作。

1970年のボストン近郊にある寄宿学校を舞台に、ほとんどの生徒や教師たちがクリスマス休暇を家族と過ごすために学校からいなくなる中、学校に留まることになった嫌われ者の先生、母親の再婚で一人取り残された生徒、息子を亡くした食堂の料理長3人のクリスマス休暇の2週間を描いたヒューマンドラマ。

オスカーで作品賞候補にもなっていたし、ポール・ジアマッティは主演男優賞ノミネート、料理長役のダヴァイン・ジョイ・ランドルフはオスカーを獲得した話題作だったから楽しみにしていた作品。

華やかさはない地味目の作品だけど、この手の感じ結構好きかも・・真面目さゆえに嫌われ者にならざるを得なかったポール先生の本当の姿を知るとしんみりしちゃうけど、じんわりあったかくなる作品だった。