韓国で実際に起きた強盗殺人事件を描いた「罪深き少年たち」を鑑賞映画

1999年、韓国・全羅北道参礼のスーパーマーケットで強盗殺人事件が発生し、警察は近所に住む3人の少年を強盗容疑で逮捕する。その翌年、「狂犬」の異名を持つ刑事のファン・ジュンチョル(ソル・ギョング)は、事件の真犯人に関する情報提供を受けて再捜査を開始。捜査を進めるうちに、彼は当時の捜査内容や記録に不可解な点があることに気付く。ぬれぎぬを着せられた少年たちの無罪を証明しようと奔走する中、ファンは警察や検察の闇を目の当たりにする。(シネマトゥデイより)

 

韓国で24年前に起きた「ナラスーパー事件」をベースにした社会派サスペンス。

韓国警察と検察の手抜き捜査で逮捕され、暴行、強要で虚偽の自白をするしかなかった少年たちが、16年後に無実を訴え、真犯人を見つけ出そうとするという物語。

実話をもとに脚色したにしても警察や検察の腐敗が描かれることが多い韓国だけど、1999年にこんなことがあるなんて信じられないけど、冤罪事件で警察も検察も誰も処罰されなかったというのも恐ろしい。

結果がわかっているストーリーだけど、最後までドキドキさせられるし、事件を解決しようとする正義の警察官、ファン班長を演じたソル・ギョングの渋さも堪能できる作品。

ドラマでは主演なのにソ・イングクったら、こんな感じで登場するのか〜とか物語以外のところで楽しめたりして・・