韓国映画「薄氷の告発」を鑑賞
アイススケートの元韓国代表選手・ジュヨン(ペク・ジニ)は、高校のカーリング部でコーチをしている。ある日、かつてのチームメイトであるユラが自殺したことを知る。二人は選手時代に協会のコーチだったヒョクスから性的暴行を受けており、当時彼を訴えたジュヨンは世間の好奇の目にさらされ、自殺を図ったつらい記憶がよみがえる。そんな中、コーチに復帰したヒョクスの魔の手がジュヨンの教え子に迫る。(シネマトゥデイより)
元スピードスケートの国家代表選手で現在は高校でカーリングコーチをしているジュヨンは、選手時代にコーチから受けた性暴力のトラウマを抱えながらもひっそりと暮らしていたが、旧友の自殺と教え子に迫る危機に立ち上がるという物語。
信頼する指導者が自分だけではなく、若い選手達に手を出し、協会ぐるみで隠蔽しているとしたら・・正義ってなんだろうね。
当事者の弱さに苛立ち、大人達のご都合主義に憤り、感情が忙しい作品だった。。
韓国では実際にショートトラックの選手が元コーチを性的暴力で訴えた大事件があったけれど、それも懲役10年、7年間の指導禁止・・ってことは7年経ったらまた指導してもいいってことで・・なんだかちょっともやっとする。